エンゼルス・大谷 45号予兆は前日中飛にあった!今季45本中43本が「バレルゾーン」

[ 2021年9月23日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス5-10アストロズ ( 2021年9月21日    アナハイム )

<エンゼルス・アストロス>8回無死、右中間へソロ本塁打を放つ大谷(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルス・大谷の復調の兆しは前日の最終打席にあった。20日のアストロズ戦の8回。大谷が左腕レイリーのスライダーをすくい上げた。打球速度105・2マイル(約169キロ)で打球角度は38度。フェンス手前で失速して中堅手に捕球された大飛球だ。

 この中飛は、長打になりやすい打球速度と角度を組み合わせた「バレルゾーン」に入っていた。大谷が「バレル」と認定される打球を放ったのは、10日のア軍戦で44号をマークして以来、41打席ぶりだった。

 45号も速度116・1マイル(約187キロ)、角度26度とバレルゾーン内。9月の全69打席のうち「バレル」の打球は4度しかなく、うち3本は本塁打となった。41打席ぶりの好感触を翌日、10戦ぶりのアーチにつなげた。

 自身もかねて「良い打ち方をしていたらフライが打てる。その感覚を打席の中で出していければ、角度のついた打球がどんどん打ててくる」と話していた。45本塁打中、実に43本が「バレル」。今季のバレル打球数73、規定打席到達者のバレル率(全打球に占めるバレル打球の割合)22・2%は、いずれも両リーグトップだ。

 角度こそつかなかったが、第1打席の中飛は103・5マイル(約167キロ)、第3打席の右前打は109・1マイル(約176キロ)と、打球の速さは十分。マドン監督は大谷について「打席内容も良くなっているし、ストライクの見極めも良くなっている」と分析する。この日のように好球必打を徹底できれば、「ビッグフライ」の量産態勢が整う。(柳原 直之)

 ▽バレルゾーン 本塁打になりやすい打球速度と角度の組み合わせ。「バレル」と認定される打球には速度98マイル(約158キロ)以上が必須で、98マイルなら角度26~30度、108マイル(約174キロ)なら16~45度、116マイル(約187キロ)なら8~50度というように、速度が上がるほど角度が広がる。

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