阪神 19日ぶり首位陥落 マルテが、大山が、サンズが… 再三のチャンスも中軸沈黙でわずか1点

[ 2021年9月23日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1-2中日 ( 2021年9月22日    バンテリンD )

<中・神>3回2死満塁、マルテは三ゴロに倒れガックリ(撮影・椎名 航)
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 阪神は22日の中日戦に1―2で敗れ、DeNAに競り勝ったヤクルトに勝率で抜かれ、3日以来の首位陥落となった。好機で中軸が沈黙する試合が続き、得点力不足が顕著。矢野燿大監督(52)は4番のジェフリー・マルテ内野手(30)らの奮起を願った。

 1―2の9回2死二塁。今もっとも期待できる近本が空振り三振に倒れ、万事休すとなった。阪神の試合終了の36分後、同じ2―1のスコアでヤクルトがDeNAに勝利。マイナス0・5差という異例の形ながら、3日以来19日ぶりに猛虎が首位を明け渡した。

 「上位がチャンスつくって、(中軸に)いいところで回っているんやけど。そこでマルちゃん(マルテ)は最後に出たけどさ、4、5、6(番)が還すところで還せない。形はできているけど、そこで還せないから点が入らない。そこの状態がちょっと上がってもらわないと」

 矢野監督の悩みは深い。象徴的だったのは6回。先頭・糸原が二塁打で出塁したが、4番・マルテ、5番・大山、6番・サンズがそろって凡退。得点はおろか、走者すら進められない体たらくだった。ここ5試合は0、1、1、3、1の計6得点。上位を打つ近本、中野、糸原らは好調だけに、走者を還すべき面々の不振が顕著だ。

 0―2の8回1一、二塁、マルテが又吉から「何としても走者を還したいと思っていた」という左前適時打。意地は見せたものの、時すでに遅かった。4番に定着しているマルテは、これが得点圏では13打席ぶりの安打。2試合ぶりスタメン復帰の大山、そしてサンズも、本来の勝負強さを全く発揮できていない状況が続いている。

 「又吉だって防御率1点台前半のピッチャー。そんな簡単にたたみかけていけるとは思わないけど。もちろん“たら、れば”を言えば、いろんなことは出てくるけど、いろんなところに原因はあるかなと思っている」

 21日はロハス・ジュニアを含めた助っ人3人を先発させ、7番に木浪を起用。この日は陽川を7番で使うなどテコ入れはしているものの、打線の活性化には至らず。合流が決まった佐藤輝に期待がかかる。24日からの敵地での巨人3連戦の前に、何としても貧打解消しておきたい。(山添 晴治)

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