新井貴浩氏 広島・九里はもう一度、原点に立ち返って 勇気を持ってストライクゾーンで勝負してほしい

[ 2021年9月23日 08:30 ]

セ・リーグ   広島0-13巨人 ( 2021年9月22日    マツダ )

新井貴浩氏
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 【新井貴浩 視点】自分がどんなタイプの投手なのか。九里にはもう一度、原点に立ち返って考えてもらいたい。ボールを動かして低めに集め、ゴロを打たせてアウトを取るのが彼のスタイル。ところが、この日はファーストストライクから四隅を狙い過ぎ、自分で自分を苦しめているように映った。

 例えば内角攻め。そこに意識があると、打者は体が開いたり、力んだりする。何のために意識づけさせるのかと言えば、少々甘く入っても甘いと感じさせないためだ。何も常に内角ギリギリを狙う必要はない。思考を整理してもらいたい。

 腕の振りにしても、九里本来の姿ではなかった。もともと気迫を前面に出して腕をしっかり振るタイプ。気持ちが入った時の腕の振りは、こんなもんじゃない。打者は思い切り腕を振る投手が嫌なもの。前日完封勝利を飾った床田しかりだ。

 打者目線で言うと、第一ストライクから四隅を狙う投球は非常にもったいない。黒田博樹さんの言葉を思い出してほしい。勇気を持ってストライクゾーンで勝負しよう―。(スポニチ本紙評論家)

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