有藤通世氏「三振を怖がらずに我が道を行け」 近大後輩の阪神・佐藤輝にエール

[ 2021年8月18日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6ー2DeNA ( 2021年8月17日    東京D )

近大の後輩でもある阪神・佐藤輝にエールを送った有藤通世氏
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 69年のルーキーイヤーに21本塁打を記録し、348本塁打を含む通算2057安打を記録した有藤通世氏(本紙評論家)が、近大の後輩にあたる阪神・佐藤輝が自らの記録を超えたこの日、さらなる活躍に向けエールを送った。

 よく頑張っている。その一言に尽きる。大学の後輩が自分の新人時代の記録にスポットライトを当ててくれたのが本当にうれしい。感謝している。

 打率・250、30本塁打なら上出来だとみていたが、このペースならもっと上の数字を残せる。何よりチーム成績への貢献が大きい。阪神は人気球団だけに注目度も高いし大変だと思うが、三振を怖がらずに我が道を行ってほしい。そんなタイプのバッターだ。

 私は近大野球部のOB会長をしており、佐藤輝が在学中にOB会総会で会ったことがある。どんな時でも物おじすることがなく、プロ向きの性格だという印象が強かった。阪神のユニホームを着てからも、当時と変わっていないな、と頼もしく見ている。

 私自身の1年目を振り返ると、プロのシーズンはものすごく長いと感じた。キャンプ、ペナントレースと毎日が野球。肉体的にもハードだった。彼も疲労を感じたことはあったはず。打率や本塁打、打点という数字で評価されるプロの世界だが、数字を追いかけると自分のバッティングはできなくなる。意識するなら安打数。150安打を目安にしていけば、本塁打は自然とついてくると思う。

 大学のOB会でも新人王やタイトルを獲れば、お祝いをしようという話は出ている。オフに会うことを楽しみにしている。

 ▽有藤通世の1年目 68年のドラフト1位で近大からロッテ入団。69年、開幕15試合目の4月30日、西鉄戦でデビュー。5月5日の阪急戦7回、大石から中越えにプロ初安打の1号ソロを打つ。以降は三塁のレギュラーに定着し、6月28日の南海戦ほか6試合で4番を務めるなど108試合で21本塁打、55打点、打率.285で新人王を獲得。一方でリーグ最多で当時の新人記録111三振も記録した。

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