元広島のジョンソンが現役引退 カープ愛貫き五輪米国代表も辞退「家族のような存在。第2の故郷になった」

[ 2021年8月18日 15:47 ]

昨季まで広島でプレーしたジョンソン
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 広島は18日、昨季まで在籍したクリス・ジョンソン投手(36)が現役を引退することになったと発表した。球団によると、東京五輪の米国代表として参加依頼があったが、「カープの一員だったことをファンの皆さんに覚えておいてほしい」という本人の意向で辞退していたという。

 ジョンソンは来日1年目の15年に最優秀防御率を獲得。翌16年には15勝7敗で沢村賞に選ばれ、25年ぶりのリーグ制覇に貢献した。左腕からの切れ味鋭いカットボールや低めの制球に定評があり、20年まで在籍6年間の通算成績は57勝37敗、防御率2・76だった。

 以下は、球団を通じてジョンソンが発表した引退コメント全文。

 私の野球人生で一番輝いたのは広島東洋カープでプレーした時で、長年待ちわびたリーグ優勝、日本シリーズでの登板、沢村賞受賞など多く達成できたと思っています。これらを成し遂げることができたのは、私の素晴らしいチームメイトや寄り添ってくれた家族のおかげです。チームメイトは友人にとどまらず、愛情を持ち、ともに戦う家族のような存在になりました。言語の理解の手助けだけでなく、素晴らしい友人となってくれた西村通訳、松長通訳にも大変感謝しています。

 日本と広島は過去6年間プレーしていた中で、私の第二の故郷になりました。私と家族は日本での生活を常に楽しみ、様々な街を探索し、文化を学び、人々と交流し、日本語も少しは話せるようになりました。

 日本の方々、特にカープファンは私たち家族にとても良くして下さり、私がどんな悪いピッチングをした時も全力で応援して下さったので、いつも自分がホームにいるという安心を感じることができました。また、愛する野球をプレーする機会を与えて下さったカープファンや球団にこれからもずっと感謝を続けていきます。

 私が子どもの時から夢を見ていた野球のキャリアを達成することに、カープは大きな助けとなりました。そして、私は広島東洋カープの選手として引退することを誇りに思います。いつかまた日本に帰ってきて、広島を訪れ、カープの試合を観戦できる日を楽しみにしています。素晴らしい思い出をありがとうございました。
 

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