高校野球 米子松蔭の出場辞退問題 署名活動立ち上がる 識者、著名人からは擁護の声続々

[ 2021年7月18日 18:31 ]

 全国高校野球選手権鳥取大会で17日、優勝候補と目された米子松蔭が、関係者の新型コロナウイルス感染で出場辞退したことについてネットを中心に全国的に大きなうねりが起きている。

 感染したのは学校関係者で野球部内には感染者がいなかったといい、このことから鳥取県高野連の対応を疑問視する声がネット上で相次いで投稿された。さらに大会参加ガイドラインと米子松蔭の不戦敗再検討を求めるデジタル署名活動が立ち上がるまでに発展した。また、同校には18日までに60件を越える励ましなどの電話があったといい、対応に追われた。

 また、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)や国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)を始め、衆議院議員の小林史明氏(38)が鳥取県議と連携して対応に乗り出すことを表明するなど、識者、著名人が続々とツイッターで擁護の声を挙げた。

 また、18日午後1時過ぎに投稿された同校主将を名乗るツイッターでは「試合もできずに、このまま終わってしまうのは、あまりにも辛いです。何とか出場する道を模索していただけませんか?」などと投稿され、多くのリプライが寄せられている。

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2021年7月18日のニュース