八千代松陰 2発16安打11得点で4強進出 4番今田、5番一色徹がアーチ

[ 2021年7月18日 17:27 ]

第103回全国高校野球選手権・千葉大会準々決勝   八千代松陰11―1日大習志野 ( 2021年7月18日    ZOZOマリン )

<八千代松陰・日大習志野>初回1死一、三塁、先制の3点本塁打を放つ八千代松陰・今田(撮影・木村 揚輔)
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 八千代松陰の4番・今田大智内野手(3年)が初回1死一、二塁から初球のスライダーを左翼席へ叩き込んだ。主砲の先制弾で勢いづいたチームは先発全員安打を含む16安打、11得点で6回コールド勝利。千葉大会3年連続の4強(20年は独自大会)に進んだ。

 「低い打球を打とうと思っただけです。まさか入るとは…。でも4番の仕事が出来ました」。高校通算11本目、公式戦初アーチがロッテの本拠地・ZOZOマリンとあり、喜びも倍増した。

 尊敬する2学年上の同校OB・大竹隼平さん(大正大)も19年夏の4回戦・専大松戸戦で同球場のバックスクリーンへ叩き込んだ。当時1年の今田はスタンドで応援。鳥肌が立ったと言うが、今夏は自分も主役の1人となった。「“自分なら打てる”っていつもLINEで励まされてばかりだけど…。きょうはいい報告が出来ます」と今田が笑った。

 9―1の6回には一色徹也捕手(3年)もダメ押しの左越えソロ。「試合を決める一打になったかな」。この日は6回表から2番手で登板した弟の健也(1年)と今夏2試合目の“兄弟バッテリー”を結成。「あいつはノーテンキで何考えているか分かりません」と苦笑いしながら、好リードで1回無失点に抑え、チームのコールド勝利につなげた。
 

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