【独占手記】広島・栗林 後半戦こそ無敗で完走 目標は永川コーチが持つ球団新人記録の25S超え

[ 2021年7月18日 08:00 ]

マイナビオールスターゲーム2021第2戦   全セ3-4全パ ( 2021年7月17日    楽天生命 )

<全パ・全セ(2)>9回2死、マウンドで原監督(右)に声をかけられる栗林(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 全セの栗林良吏投手(25=広島)は同点の8回に決勝点を奪われて敗戦投手になった。初の出場を満喫し、2日連続の独占手記を寄稿。全パが4―3で競り勝ち、決勝打を含む3安打3打点の島内宏明外野手(31=楽天)がMVPに輝いた。

 敗戦投手となってしまいましたが、自分の力を出し切ることはできました。打たれてしまったことは、仕方ありません。高梨さんには8回に登板させてしまって迷惑をかけましたし、9回の攻撃につなげることもできませんでした。そのことが悔しいですね。

 2日間と短い時間で多くの方と話すことができました。又吉さんには、故障しないためのオフシーズンの過ごし方を伺いました。救援は自覚している以上に疲れが蓄積しているから、思い切って体を休めることも必要かもしれないと教えていただきました。

 球宴では自分の失点で負けてしまったので、東京五輪こそはチームの勝利に貢献したいと思います。まさか新人の自分が選ばれるなんて想像していなかったので、代表入りしたと聞いたときは、本当に驚きました。去年に開催されていれば、選ばれることはありませんでした。この巡り合わせに感謝して、プレーをする決意です。120%の力を出して金メダルに貢献します。

 五輪が終われば、リーグ戦も再開します。相手球団には僕のデータがだんだんと積み上がっているはず。相手からのマークがより厳しくなってくると思います。ここからが大事な勝負の始まりです。

 前半戦を振り返ると、投げ急がないようになったな…と実感します。いままでは、打者が早く構えてくれないかな…とか考えていたんです。9回となれば、相手もより丁寧に1球ずつ準備し直す。そういう経験を積んでいきながら、成長につなげられたと思います。

 以前には、同期入団の森浦に「悔いの残らない球を選択していこう」と伝えたことがあります。特に7回以降は、自信のある球の使い方がとても大切になってくる。捕手に遠慮して首を振りにくい場面があったりしたのかな…と思ったんです。僕でいえばフォークが武器の一つ。捕手の配球と自分の考えを照らし合わせながらベストな選択になるように心がけています。

 抑えを経験して思うのは、9回は次戦、そして次の1週間にもつながる大切な1イニングだということ。僕の結果次第で、チームにいい影響を与えることができる。1イニングにかける準備、結果に責任感を持ってやっていきたいと思います。

 前半戦では1敗してしまいましたが後半戦こそ無敗で完走します。ここまでは18セーブ。永川コーチが持つ球団新人記録の25セーブを超えることも目標に、セーブ機会を失敗しないように頑張りたいと思います。前半戦はファンのみなさまの温かい拍手が力になりました。後半戦も応援をよろしくお願いいたします。(広島東洋カープ投手)

 《悔しい敗戦投手》広島・栗林は敗戦投手となり、ホロ苦い初球宴に終わった。同点の8回に登板し、先頭の小深田に四球を与えて出塁させた。続く源田をフォークで空振り三振に抑えるも、続く島内に許した右翼線への勝ち越し二塁打が決勝点となった。「なかなか直球で空振りが取れなかった。空振りを取れるように磨いていかないといけないと思った」と悔やんだ。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「中田翔」特集記事

2021年7月18日のニュース