元阪神の浪速・遠山監督、ノムラの教えで夏の大阪大会初勝利

[ 2021年7月18日 14:49 ]

第103回全国高校野球選手権 大阪大会 2回戦   浪速14―4今宮 ( 2021年7月18日    久宝寺球場 )

ノムラの教えを生かし、初戦を突破した浪速・遠山監督
Photo By スポニチ

 元阪神の遠山昭治監督(53)が率いる浪速が、13安打14得点の打力を発揮し、5回コールド発進した。19年11月に監督に就任した遠山監督は、昨夏の大阪独自大会で初勝利を挙げていたが、甲子園をかけた大会での白星スタートはまた格別。「ある程度打てる打線は作ってきたが、練習試合の制約も多かったし、何とかスタートが切れてホッとしています。学校やOBの期待に応えたい」と笑顔を見せた。

 1番・宅間優人が第1打席から2連続バントヒットを決めてチャンスを作ると、守っては一塁・池田雄飛が柔らかい股関節を生かして内野手の送球を確実に処理。「選手の能力を生かしたチームという意味では野村さんに教えていただいたことが役だっていると思う」と松井キラーとして再生させた恩師・野村克也元監督への感謝も口にしていた。

続きを表示

2021年7月18日のニュース