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阪神・梅野 球宴で侍の頭脳がお見事!挟殺からの併殺完成「楽しめて、いい思い出になりました」

[ 2021年7月18日 05:30 ]

マイナビオールスターゲーム2021第2戦   全セ3-4全パ ( 2021年7月17日    楽天生命 )

<全パ・全セ>松田(右)をアウトにした梅野は三塁を狙った一走・杉本(99)もタッチアウトにする好プレーを見せた(撮影・坂田 高浩)
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 楽しむだけでなく真剣勝負の色が随所に出た今夏の祭典。阪神・梅野が巧みな動きで失点を防ぎ、仙台の観衆を沸かせた。

 1―3の7回無死一、三塁。栗原の二ゴロで送球を受けて三塁走者・松田を三本間に挟んだ。三塁側へ追い込みつつ、一塁走者・杉本の動きも見逃さない。「追いながら、後ろのランナーが見えたので、これはいけると思った」。松田を帰塁寸前でタッチアウト。動きを止めることなく、三塁へ滑り込んできた杉本の体にも触れた。

 判定はセーフ。全セを率いる原監督がベンチを飛び出し、両手で四角の形を描いた。リクエストのポーズだ。もちろん、オールスター史上初。球場がどよめいた。「いや、俺は確信があったんだけど…。(アウトだと)思いました」。歴戦の名将の見立て通りリプレー検証で覆った。1人で“併殺”を完成させた梅野も「アウトになってホッとした感じもありました」とうなずいた。

 2死二塁からの再開で代打・マーティンを一飛。侍ジャパンでもチームメートになる山崎とのバッテリーで窮地を切り抜けた。定評のあった強肩やブロッキングに加え、瞬時の判断力を発揮。一戦一戦が重い五輪本番へ向けても期待が膨らむ勇姿だった。

 「楽しめて、いい思い出になりました。(五輪は)日本を背負うというところで、プレッシャーと楽しみなところもありますけど、必要とされている力を一つのピースとして金メダルを獲れるように、頑張っていきたい」

 第1戦は先発マスクで適時三塁打。第2戦は6回からの出場で打席に立つ機会はなくても存在感を示した。2日間を通して甲斐、山田、村上ら侍仲間とも積極的にコミュニケーション。プロでは初の代表での戦いへ準備は整った。(長谷川 凡記)

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