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阪神・佐藤輝 やっぱり持ってる男だゼ~ット 史上5人目の新人アーチで球宴初安打飾った!

[ 2021年7月18日 05:30 ]

マイナビオールスターゲーム2021第2戦   全セ3-4全パ ( 2021年7月17日    楽天生命 )

<全パ・全セ>2回、佐藤輝は宮城(左)から先制ソロを放つ(撮影・光山 貴大)
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 「マイナビオールスターゲーム2021」は17日に楽天生命パークで第2戦が開催され、全セの佐藤輝明内野手(22=阪神)が史上5人目の新人本塁打で初安打を飾った。2回に左翼席へ打ち込み、敢闘選手賞を受賞。全パが4―3で競り勝ち、決勝打を含む3安打3打点の島内宏明外野手(31=楽天)がMVPに輝いた。

 やはり、持ってる男だ。第1戦から数えて通算5打席目。佐藤輝が球宴史に名を残した。史上5人目の新人本塁打で飾った初安打。観戦した祖父母に贈る一撃にもなった。

 「目標としていたホームランを打てたので、スゴくうれしい。祖父母も来てたんで、そういう意味でも頑張れたんじゃないかな」

 2回1死。パ・リーグ最多タイ9勝の宮城に対し、2球目の外角140キロを捉えた。「真っすぐ、来てくれと思って打席に入ってました。打った瞬間、いったと。本塁打を狙ってスイングしたんで、スゴく気持ちよかった」。大きな弧を描き、左翼席まで届いた。

 盛大な拍手に包まれる中でダイヤモンドを一周。並み居るセ・リーグの選手らに迎えられ、お決まりの「Zポーズ」がさく裂した。以降の3打席は2三振など凡退しても先制弾が評価され、敢闘賞とマイナビ賞のW受賞で総額200万円を手にした。

 土曜日ということもあり、球場では数多くの子供たちが目を輝かせていた。東日本大震災から10年の節目に開催された2年ぶりの球宴。佐藤輝も幼少期に何度か祖父らに連れられて楽天生命パークでプロ野球を観戦した思い出が残る。祖父母が暮らす思い入れの強い街で、プロ選手の矜持(きょうじ)をフルスイングに込めた。

 「たくさんの方に応援していただけたので、期待に応える一心でやりました。こういう地でみなさんに見てもらえたってことは、スゴくよかったんじゃないかなと思います」

 練習中には前夜に「機会があれば、ぜひ話してみたい」と願っていた柳田との直接対面が実現。村上、大島とはバット交換して打撃談議し、佐野にはバットの出し方を実演してもらうなど、一つ一つの関わりが全ての財産となった。

 「いろいろな選手と会話できましたし、後半戦が始まるまでにいろいろ試したい」

 初出場で得たものを「改めて、野球は面白いなと思いました」と表現した。笑みを浮かべた答えに全てが詰まっていた。(阪井 日向)

 《新人アーチ5人中4人が虎戦士》佐藤輝(神)が2回、先制の球宴1号ソロ。新人選手の球宴本塁打は19年第2戦の近本(神)に続く5人目で、86年第2戦の清原和博(西)以外の4人は阪神の選手。佐藤輝はこれが球宴2試合目、5打席目の初安打。新人初安打アーチは80年第1戦の岡田彰布(初打席)、前出の近本(2試合目、2打席目)に続く3人目。

 《新人4三振は初》1、2戦ともに2三振の計4三振。2試合制球宴では52年別当薫(毎日)の6個を最多に、94年清原和博(西)5個に続くもので4三振以上は17年レアード(日)以来4年ぶり14人目(15度目)。新人では佐藤輝が初めて。

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