土石流被災地の熱海 合同チームで出場、初戦コールド敗退も田辺「支え合ってできた」

[ 2021年7月18日 05:30 ]

第103回全国高校野球選手権静岡大会2回戦   熱海・浜松湖北高佐久間分校1ー13池新田 ( 2021年7月17日    島田 )

<池新田×熱海・浜松湖北高佐久間分校>試合後、スタンドにあいさつしてベンチに戻る熱海・浜松湖北高佐久間分校ナイン
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 熱海・浜松湖北高佐久間分校が池新田との初戦に6回コールド負けを喫したが、最後まで諦めない姿勢を見せた。

 3日に土石流が発生した熱海市内の唯一の高校・熱海は、車で約3時間離れた浜松湖北高佐久間分校(浜松市)との合同で出場。合計9選手とぎりぎりの人数で、試合中に負傷者を出しながらも踏ん張った。

 左前適時打で唯一の得点を叩き出した主将の田辺優太捕手(3年)は「みんなで支え合ってプレーできました」と周囲に感謝した。

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2021年7月18日のニュース