アストロズが劇的な逆転サヨナラ　ヤンキース戦で9回裏に6点　41年ぶりの5点差逆転

9回に逆転サヨナラ3ランを放ったアルトゥーベを抱きしめるアストロズのベイカー監督（AP）
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　ア・リーグ西地区首位のアストロズは11日、地元ヒューストンでヤンキースに8―7で勝って連敗を3で阻止。55勝36敗で球宴前の前半戦を終了した。

　アストロズはヤンキース相手に2試合連続で完封負け。この日も9回表を終えたところで2―7と敗色濃厚だった。しかしその裏、チャス・マコーミック（26）とエイブラハム・トロ（34）の連続タイムリー二塁打で3点を返すと、続く代打のジェイソン・カストロ（34）も中前打。そして1死となったあとホセ・アルトゥーベ（31）が、ヤンキースの3番手、チャド・グリーン（30）から左越えに劇的な逆転サヨナラの20号3ランを放ってこの回6点目を入れて試合をひっくり返した。

　アストロズが9回に5点以上を入れて試合を逆転したのは1980年7月25日のエクスポズ戦（9―8）以来、実に41年ぶりの出来事。敗れたヤンキースは3連勝を逃し、48勝43敗のア・リーグ東地区4位（首位レッドソックスに8ゲーム差）で前半戦を折り返した。