×

ソフトB・柳田、オレが侍ジャパン主砲!今季初の2打席連発 お立ち台ではギータ節「奇跡が起きました」

[ 2021年7月12日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7-4オリックス ( 2021年7月11日    ペイペイD )

<ソ・オ>8回無死、ソロを放った柳田は栗原(左)の出迎えを受ける(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(32)が11日、オリックス戦で今季初の2打席連続本塁打を決めた。6回に右越え20号ソロ、8回にリーグトップの右中間21号ソロ。2戦連発となり、東京五輪へ向けても期待は高まるばかりだ。チームは2連勝で貯金1。一時は5・5まで開いた首位オリックスとのゲーム差を3・5まで縮め、12日から前半戦最後のカード、楽天3連戦に臨む。

 連日のお立ち台で笑いを誘った。今季初の2打席連続アーチを架けた柳田。決勝弾について「体勢はぐちゃぐちゃだったけど、奇跡が起きました」と話すと、1発目も「体勢はぐちゃぐちゃだったけど、奇跡が起きました」と繰り返した。バットだけでなく、口ぶりからも調子の良さがあふれ出た。

 2発目は4―4の8回先頭。ヒギンスのチェンジアップを、いつも通りのフルスイング。高く舞い上がった打球は鷹党が待つ右翼テラス席に着弾した。一塁を回り、右拳を突き上げた。文句なしのリーグトップとなる21号ソロだった。

 「日頃からバッティングを試行錯誤しているので、それがいい結果につながって良かった。興奮しました」

 リーグトップの9勝を誇る宮城も撃ち砕いた。2点を追う6回だ。これも先頭だった。「タイミングは全く合いませんでした」と体は開いたが、スライダーを右手一本で運んだ。初対戦の19歳に「コントロールもキレもめちゃくちゃいい」と謙そんしたが、器が違う。チームの顔として、東京五輪の侍ジャパン主砲として期待を背負う男のプライドを見せつけた。

 若鷹の活躍も刺激となった。3回、野村がプロ初の適時打で先制。7回は三森が同点打。「若いエネルギーが充満しているので、吸って吸ってパワーにしたい」と「ギータ節」もさく裂だ。

 主砲の上げ潮に乗って、采配も的中した。柳田の2発目で勝ち越した後の8回1死満塁では、甲斐が意表を突く初球スクイズ。敵失も誘ってダメ押しの2点を追加した。工藤監督は「今日の集中力はすごかった。チーム一丸となった勝利。今シーズン一と言っていいほど自分の仕事を果たして打ってくれた」と難敵、宮城を攻略し5試合ぶり2桁安打をマークした打線を称えた。

 柳田の2戦連発で2連勝。「離されないように一丸で戦えている」。首位オリックスとの3連戦に勝ち越し、3・5ゲーム差。主砲の快音に導かれるように、王者の風格が戻ってきた。(福井 亮太)

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2021年7月12日のニュース