大谷、球宴の特例起用にア・リーグ、キャッシュ監督「リスクが少ない」

[ 2021年7月13日 05:37 ]

監督会見に出席した大谷、1番DH、投手として先発することが発表された(撮影・沢田 明徳)
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 大リーグのオールスター両リーグ監督会見が12日(日本時間13日未明)に行われ、エンゼルスの大谷翔平投手(27)がア・リーグの先発で登板することが発表され、打順は「1番・DH」として発表された。

 大谷が「1番・DH」で先発投手を務めることにア・リーグを率いるレイズのケビン・キャッシュ監督は「後で投げるとなると大変。リスクが少ないから」と指名打者制を解除せずに済む特別ルールが適用される。また今回の起用については「エンゼルスのジョー・マドン監督とも話し合った」と明かした。

 また、前半戦を投手で4勝1敗、防御率3・49。打者で打率2割7分9厘、33本塁打、70打点、12盗塁の活躍を見せる大谷と本塁打争いを見せているゲレロ(ブルージェイズ)は「彼は打てて、投げて、グレートプレーヤーだ。素晴らしい」と称賛した。

 大谷の同僚で19年に中継ぎで5試合に登板した「元二刀流」のウォルシュは「普段、東海岸の人々は翔平のプレーを見る機会が少ない。凄い飛距離のホームランを打つから見てほしい。ホームランダービーも楽しみだ」とファンに呼び掛けた。

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2021年7月12日のニュース