NTT東日本4強一番乗り 初優勝へあと2勝「タイブレーク男」4番・向山がダメ押し打

[ 2021年7月12日 05:30 ]

第46回日本選手権大会準々決勝   NTT東日本3ー2東邦ガス ( 2021年7月11日    京セラD )

<東邦ガス・NTT東日本>延長タイブレーク10回2死一、三塁、NTT東日本・向山が左中間2点適時二塁打を放ち、ベンチにガッツポーズ(撮影・井垣 忠夫)
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 2回戦2試合と準々決勝1試合が行われ、NTT東日本が一番乗りで4強入りを決めた。両軍無得点で迎えたタイブレークの延長10回に犠飛で1点を先制した後、4番・向山基生外野手(25)の2点二塁打で突き放した。19年の前回大会を制した大阪ガスは西部ガスに10―0で8回コールド勝ち。JR四国はトヨタ自動車を1―0で下し、それぞれ準々決勝に進んだ。

 昨年の都市対抗で準優勝したNTT東日本が、またも土壇場の強さを発揮した。2試合連続の延長タイブレーク。4番・向山が、10回に1点を先制してなお2死一、三塁から、左中間を深々と破る2点二塁打を放った。

 「それまでの4打席は打ち損じていた。しっかり集中して入りました。イメージした通り、ライナーの打球を打つことができた」

 まさに「タイブレーク男」だ。9日のENEOSとの2回戦では、大会史上4人目となるサヨナラ満塁弾。この日は裏の守りで2点を返されただけに、大きな意味のある2点打となった。

 「甲子園も狙いつつ六大学で野球をしたい」という理由から、高校は古豪・法政二に進学。法大入学後も野球エリートに囲まれたが強打が認められ4年時には主将も務めた。「僕はエリート街道を歩んでいるわけではないので」。社会人の名門チームで4番を任される今でも、謙虚さを失うことはない。

 初の選手権優勝まで、あと2勝。それでも、飯塚智広監督は「まずは準決勝を全力で戦います」と一戦必勝を誓った。 

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