大谷翔平 マルチ安打で勝利に貢献!初回二塁打&7回一塁強襲安打 本塁打競争&球宴に弾み

[ 2021年7月12日 08:42 ]

ア・リーグ   エンゼルス7―1マリナーズ ( 2021年7月11日    シアトル )

<マリナーズ・エンゼルス>初回1死から右翼線二塁打を放ったエンゼルス・大谷(AP)
Photo By AP

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は11日(日本時間12日)、敵地シアトルでのマリナーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。初出場するオールスター戦(13日=日本時間14日、デンバー)前最後の試合で、今季25回目のマルチ安打を記録するなど4打数2安打1四球。打率は・279となった。チームは7―1で勝利し、貯金1で前半戦を折り返した。

 大谷は初回1死の第1打席で、マ軍の先発左腕サンティアゴの初球の内角球を捉えて打球速度106・6マイル(約171・6キロ)の右翼線二塁打。3回2死の第2打席は空振り三振、リリーフ左腕ミセビッチと対戦した5回1死一塁の第3打席は左飛だったが、7回1死一塁の第4打席で右腕スワンソンから一塁強襲安打。7日(同8日)のレッドソックス戦で2安打して以来3試合ぶり、今季25回目のマルチ安打をマークした。右腕モンテロと対戦した9回無死一塁の第5打席は四球だった。

 これで前半戦を終え、通算打撃成績は、84試合で301打数84安打70打点、33本塁打、12盗塁で打率・279となった。

 オールスター戦(コロラド州デンバー)前日のあす12日(同13日)は、本塁打競争に出場。打撃投手はエ軍のジェーソン・ブラウン・ブルペン捕手で、水原一平通訳(36)が捕手役を務める。大谷は、出場決定時に「どれだけ力まず、しっかりと自分の形を保って振れるかが大事だと思う」と語っていた。

続きを表示

2021年7月12日のニュース