阪神・佐藤輝の母校・仁川学院 先輩からの寄贈マシン&金言で4年ぶりの夏白星

[ 2021年7月12日 05:30 ]

全国高校野球選手権兵庫大会1回戦   仁川学院6-1姫路商 ( 2021年7月11日    明石トーカロ )

<姫路商・仁川学院>初回、先制し喜ぶ仁川学院ナイン(撮影・成瀬 徹)
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 偉大な先輩に届ける夏の1勝だ。阪神・佐藤輝の母校・仁川学院が「輝マシン効果」で17年以来4年ぶりの夏の勝利を記録。12安打での快勝に辻元伸一監督は「佐藤からいただいたマシン。それで結果が出たと言っとかないと」と笑顔だった。

 昨年末に先輩から寄贈された打撃マシンを相手に、打ち込んできた効果は絶大だった。初回2死二塁、4番・奥村樹の中越え三塁打で先制。1―1の7回1死三塁、石橋晃亮主将の左越え二塁打で勝ち越し、8回に3安打を集めて4点を挙げた。「直球が来たら自分の感覚で打てる」と主将。打撃練習ではマシンをマウンドより約2メートル前方に出し、球速を120キロに設定。チーム全体で、直球への対応力を磨いてきた。

 佐藤輝が2年夏に就任した辻元監督は折に触れ、「自分で気持ちを持って、やり始めないと身につかない」と高校時代の姿を伝えてきた。ナインの目の色は変わった。主将は「グラウンドで校舎に当てるくらい打っていた。それくらい打てるようになりたい」。奥村は昨年末、母校を訪問した際に佐藤輝が発した言葉「努力次第でどこにでも行ける」で「変わることができた」と言う。以降、本格的な食トレに励み、体重は7キロ増の83キロに。「佐藤さんが打った4番。恥じないプレーをしたい」と胸を張った。

 昨秋の新チーム結成以降の初勝利を挙げ、次戦は春夏合わせて36回の甲子園大会出場を誇る強豪・報徳学園にぶつかる。「相手から意識される4番になりたい」と奥村。プロの世界で奮闘する先輩の姿を励みに強敵に挑む。(桜井 克也)

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