ロッテ・藤原のプロ初犠打成功に見た執念 井口監督「勝たなきゃいけない時は…」

[ 2020年10月7日 21:51 ]

パ・リーグ   ロッテ4―1オリックス ( 2020年10月7日    ZOZOマリン )

<ロ・オ>試合前の円陣の中に入り選手に声をかける井口監督(撮影・沢田 明徳)
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 コロナ禍に揺れるロッテは、井口監督が、そしてナインが覚悟を示して勝利をもぎとった。

 3―1で迎えた7回無死一、二塁。初回に先制してから追加点が奪えない展開だった。願ってもない得点機。井口監督は藤原に送りバントを命じた。藤原は初球、捕手前に転がし成功させ、続く中村奨の犠飛を生んだ。

 「恭大(藤原)が期待に応えてくれた。なかなかバントのサインが出ることがなかったと思うが、勝たなきゃいけない時には決めなくちゃいけない」と井口監督も称えた。

 実はこれがプロ2年目で初の犠打成功だった。イースタン・リーグでも2年間で成功は1つだった。しかもこの試合が20年の1軍初出場初スタメン。直前の打席では今季初安打となる右前打を放っていた。そんな状況で、藤原も備えはできていた。

 初回に13号3ランを放った井上は8月21日のソフトバンク戦以来、実に37試合ぶりの一発だった。お立ち台で思いを吐露する。

 「チームが苦しい状況の中で、(チャンスは)ここしかないという気持ちだった。こういう苦しい中でも試合に出させてもらっている以上、闘志は…闘志は…闘志はちゃんと燃やしておかないといけない」

 決めゼリフを「考えていたんですけど…」と一発で決められなかったが、その一振りはチームに勇気を与えた。

 福田秀は4回に一塁へヘッドスライディングで内野安打。得点にこそつながらなかったが、気迫は伝わった。

 井上は「人数いっぱいいっぱいですけど、しっかり戦っていきます」と語った。9日からは首位ソフトバンクとの直接対決3連戦がある。8日のオリックス戦にも勝って、敵地に乗り込む。

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