9月度月間MVP セは中日・大野雄とDeNA・梶谷 パはオリックス・山本と楽天・浅村

[ 2020年10月7日 13:34 ]

9月の月間MVPに選ばれた(左上から時計周りに)中日・大野雄、DeNA・梶谷、楽天・浅村、オリックス・山本
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 セ・パ両リーグは7日、9月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表した。

 セ・リーグは投手部門が中日・大野雄大投手で、15年5月度以来、2度目の受賞。9月の成績は5試合で3勝2敗、防御率1・35、42奪三振で、3勝はいずれも完封勝利だった。月間3完封は、中日では89年9月の西本聖以来、31年ぶり。また、2安打以下の完封を月間3度は、43年10月の野口二郎(西鉄)以来、実に77年ぶりの快挙となった。

 打者部門はDeNAの梶谷隆幸外野手が15年3、4月度以来、2度目の受賞。27試合で42安打し、打率・378、5本塁打、14打点、7盗塁だった。打者部門のDeNAからの選出は、8月度の佐野に続き2カ月連続。月間42安打は90年8月のパチョレックと、96年5月の佐伯貴弘の同41安打を抜き、球団新記録となった。

 パ・リーグは投手部門がオリックス・山本由伸投手で初受賞。5試合で4勝1敗、防御率0・73、46奪三振だった。登板した5試合全てで7回以上を投げ、自責点2以下のハイクオリティースタートを達成した。

 打者部門は楽天・浅村栄斗内野手で、西武時代の16年8月度以来、4度目の受賞。26試合で26安打し、打率・271、10本塁打、21打点だった。球団通算1000勝目を挙げた22日のロッテ戦では、自身初の1試合3本塁打を含む4打数4安打7打点と大暴れ。月間10本塁打は、球団では19年5月のブラッシュ(10本)以来5人目、日本選手では07年5月の山崎武司(12本)以来2人目となった。

 受賞者には各連盟から記念盾と、大樹生命保険株式会社から賞金30万円とトロフィーが贈られる。

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