日本ハム・栗山監督 前日失策の清宮に再び言及「魂を見せてほしい」、中田が守備指導も

[ 2020年10月7日 18:57 ]

<日・楽>試合前練習で清宮(左)に守備指導する中田(右)(撮影・高橋茂夫)
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 6日の楽天戦(○5―3)で失点につながる失策を犯した清宮を試合後に「思い切り説教した」と明かしていた日本ハム・栗山監督が7日、同戦の試合前にあらためて清宮について言及。技術的な問題だけでなく「いろんな理由が昨日の試合の中にベンチを含めていろんなことがある」と清宮の姿勢にも問題があったことを示唆した。

 何が原因で試合後に監督室に呼んだかは明かさなかったが、再び熱い口調で報道陣に説明。「俺は魂を見せてほしいだけなんだ。野球に対してだけは敬意を持たないといけない。野球に対して足を向けて寝ることは許されないという自分の中で線引きがあって、本当に魂を込めてこれが最後の野球だと思ってやっているのか。技術が足りなくてエラーするのはいい。練習するしかない。でもそういう姿に見えないときがある。それはファンの人たちに失礼だよね」と語った。

 6日の楽天戦は、2点リードの4回1死満塁で、先発・上沢は6番・小郷を打ち取って二塁へのゴロを打たせたが、遊撃・平沼からの送球を一塁・清宮が捕球できずに失策。一塁はセーフのタイミングだったが、ファウルグラウンドを転々とする間に三塁走者だけでなく、二塁走者まで生還して同点。上沢は続く和田に一時勝ち越しとなる適時二塁打を許していた。

 7日の試合前練習では主砲・中田が清宮に身ぶり手ぶりを交えて守備について指導するような場面も見られた。栗山監督は前カードのソフトバンク戦のベンチ内で飯山内野守備コーチが清宮に「(中田の一塁守備を)見た?今の動き」と指導している場面があったことも明かし「そういうのも見なきゃいけない。翔だって苦労しながら学んでいっただろうし」と話した。

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