支配下登録の中日・マルクが会見「とにかく結果を」 千鳥・大悟が「クセが強い」フォーム紹介で注目も

[ 2020年9月23日 13:18 ]

<中・ヤ(18)>支配下選手となり、与田監督(右)の横でガッツポーズするマルク(撮影・椎名 航)
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 中日は23日、育成の石田健人マルク投手(25)と支配下契約を結んだ。背番号は82。

 ナゴヤドームで会見を行ったマルクは「どんな状況で投げさせていただいても、とにかく結果を出し続け0点で抑えて帰ってこられるピッチャーになりたい」と意気込んだ。

 育成3年目で迎えた今季は「春先から良いボールが投げられていたので、(支配下登録の)期限までに2桁(背番号)になるんだと強い思いを持ってファームでも投げていた。2桁になって安心した」と安堵。恩師である東邦の前監督・森田泰弘氏にも報告すると「よく頑張った。これからだぞ」と激励を受けたという。

 与田監督は支配下登録した理由について「今年、1軍で投げられる力が付いた」と評価。「2軍で抑えを任せられる。成長した。基本はリリーフで」と起用法を語った。

 父がベルギー出身のマルクは東邦、龍谷大を経て17年育成ドラフト2位で中日入団。

 グラブを高く上げ、跳ねるように投げる独特なフォームが持ち味で、テレビ東京の「プロ野球!クセ強ベストナイン」という番組では「クセが強い」でお馴染みのお笑い芸人・千鳥の大悟にも紹介され、注目を集めた。

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