ヤクルト・歳内 3回途中5失点…2度目登板も5年ぶり勝利ならず 聖光学院対決はともに序盤で降板

[ 2020年9月23日 19:23 ]

セ・リーグ   ヤクルト―中日 ( 2020年9月23日    ナゴヤD )

<中・ヤ>初回2死一、三塁、高橋に右前適時打を打たれ、汗を拭う歳内(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトの歳内宏明投手(27)が23日、ナゴヤドームで行われた中日戦に先発し、2回1/3を投げ8安打5失点で降板した。山田哲、村上の2ランで、2度援護を受けたものの守れず。ヤクルト加入2試合目の登板も、5年ぶりの勝利を挙げることはできなかった。

 初回、山田哲の11号2ランで援護を受けた歳内だったが、初回、2回に失点し追いつかれる立ち上がり。3回には今度は4番の村上が右翼へ17号2ランを放ち、再びリードしたものの、その裏に先頭のアルモンテから3連打され、あっと言う間に追いつかれ、1死後に平田にも右前打されたところで降板。その後2番手・クックが勝ち越し点を許したため5失点となり「1回からリズムをつくることができず、早い回で降板して申し訳ない」とコメント。

 この日の中日の先発は、福島・聖光学院時代に1年後輩だったドラフト3位ルーキー・岡野祐一郎(26)。岡野は青学大、東芝を経てプロ入り。違う道を歩んだ先輩後輩が、同じ試合のマウンドを踏んだが、岡野は2回裏に代打を送られ、2回2失点で早々と降板。ピリッとしない投げ合いとなった。

 歳内は11年ドラフト2位で阪神に入団も右肩故障などもあって2勝に終わり、19年オフに戦力外通告を受けた。四国アイランドリーグplus・香川を経て9月6日にヤクルトと契約。16日のDeNA戦で先発して1603日ぶりNPBの1軍のマウンドを踏み、5回を8安打2失点で勝ち負けはつかなかった。

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