近本が8号で決めた 阪神が甲子園で8戦連発 ラッキーゾーン撤去後では最長タイ

[ 2020年9月23日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神6-3DeNA ( 2020年9月22日    甲子園 )

<神・D(17)> 3回2死一塁、近本(右)は右越えに先制2ランを放ちベンチのナインとハイタッチ (撮影・後藤 大輝)
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 聖地にかける猛虎のアーチが、途切れない。観衆増2日目を迎えた虎党を大いに盛り上げる一発を放ったのは、阪神・近本だった。

 「(高橋)遥人が打って塁に出てくれたので、自分も続きたいと思っていました」

 3回2死から高橋がチーム初安打となる右前打で出塁。走者が出たのも初めて。投手が開いてくれた突破口を無駄にはしなかった。1ボールから坂本のスライダーを振り抜き、大きな弧を描いて右中間最前列に着弾。5試合ぶりの本塁打で先制を決め、悠々とダイヤモンドを一周した。

 「コンパクトにスイングすることができましたし、先制することができて良かったです」

 5試合ぶり8号で、新人だった昨季9本塁打を目前にした。6~8月の1本ずつから一転、9月だけで5本の量産。リーグトップ19盗塁の俊足だけでなく、パンチ力のある打撃でも2桁到達を完全に視界に捉えた。矢野監督からも「全然打てないところから遥人(高橋)が出て、効果的なホームランでしたし。体は大きくないですけど、ホームランも打てるんで、どんどん打ってほしいです」と期待をかけられた。

 チームとしても4日の巨人戦から甲子園では8試合連続本塁打へ伸ばした。02年9月1~24日以来、18年ぶりで、ラッキーゾーンが撤去された92年以降では3度目の最長タイ記録だ。広い本拠地では今季33試合で37発目。62試合で34発だった昨季の倍以上のペースを刻み、戦績も22勝9敗2分け、勝率・710へ押し上げた。

 宿敵巨人はかなたにいても、可能性がある限り諦めない。本拠地ファンを喜ばせるには打って、勝ち続けるしかない。同一カード3連勝を目指す23日。次は誰がアーチを描くのか。虎党は待っている。(阪井 日向)

 《甲子園8戦連発は3度目》近本(神)の3回8号2ランで、チームは甲子園で9月4日の巨人戦から8試合連続本塁打をマーク。8試合以上は02年9月1日から24日にかけての8試合以来18年ぶり18度目。最長は89年の13試合(6月17日~7月23日)で、両翼のラッキーゾーンが撤去された92年以降では96年(4月13日~29日)、前記02年と並ぶ3度目の最長記録となった。

 《甲子園で勝率・710》阪神は目下甲子園33試合で22勝9敗2分けの勝率・710。残り24試合あるが、同球場の勝率7割以上はフランチャイズ制導入の52年以降では、76年・714(40勝16敗3分け)、03年・754(46勝15敗)の過去2度に匹敵する勢いだ。甲子園で5連勝は8月6日巨人戦から9月1日ヤクルト戦までの5連勝以来今季3度目。23日も勝てば17年の6連勝(7月27日~9月2日)以来3年ぶりになる。

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