広島 今季6度目2桁得点でG倒2連勝!堂林“再加速”11号&5戦連続打点 巨人は計10四死球で自滅

[ 2020年8月22日 20:58 ]

セ・リーグ   広島10ー4巨人 ( 2020年8月22日    マツダ )

<広・巨>4回1死一塁、中越えに2点本塁打を放った堂林はナインに迎えられる (撮影・奥 調)
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 広島は今季6度目の2桁得点で首位巨人から10得点を奪って2連勝。借金を5に減らした。

 前日から3番に起用された西川が2試合連続となる先制打を放った。初回1死二塁、巨人先発・畠の外角球を右前へ。二走・菊池涼が本塁へ飛び込むと、送球が大きく逸れて2試合連続の先制に成功した。

 1-1の3回には打者一巡の猛攻で一挙6点を挙げた。4四球を選び押し出しで勝ち越すと、なおも1死満塁、5番・堂林が巨人2番手・田中豊から2点適時打を放ち、続くピレラも適時内野安打。会沢にも中越え適時打が飛び出し、さらに一死満塁、大瀬良の一ゴロの間に1点を追加し、この回3安打6四球で大量リードを奪った。

 7-2の4回には堂林がバックスクリーンへ11号2ラン。さらに会沢が8月7日阪神戦以来の4号ソロを放ち、10―2とさらにリードを広げた。堂林は一時調子を落としていたが、これで18日DeNA戦から5試合連続打点と“再加速”。笑顔で大勝を呼びこんだ。

 先発の大瀬良は8回5安打2失点で今季5勝目。8回の満塁機には4番・岡本を空振り三振に仕留めるなど気迫の投球を披露した。

 巨人は先発・畠が3回には4四球を許すなど制球が乱れ、2回1/3を5四死球5失点と崩れた。地元・広島で5度目の登板となったがまたも白星ならず。5投手で10四死球10失点と乱調となった。打っては2回に丸が古巣本拠・マツダでは移籍後初アーチとなる12号同点ソロ、3回にも三塁打を放ち中島の遊ゴロの間に2点目のホームを踏んだ。9回には前日1軍初出場を果たしたモタが来日初安打となる2ランを放ち2点を返したが、大量失点を取り戻すことはできず2連敗を喫した。

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