オリックス・中嶋監督代行 勝利と育成「どちらも取りに行く」

[ 2020年8月22日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス3-1西武 ( 2020年8月21日    京セラドーム )

<オ・西(10)>Tー岡田(左)と話す中嶋監督代行 (撮影・平嶋 理子)
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 節目の一戦を前に、オリックスの中嶋監督代行は京セラドーム大阪で就任会見に出席。「勝利」と「育成」の両立を図り低迷するチームの再建を目指す構えを示した。

 「そこに挑戦していくのが、我々の仕事なので。どっちも取りに行きたいと思います。来年のことは僕はわからない。先につながるように、やりたい」

 チーム総得点190は依然リーグワーストで課題克服へ新戦力の台頭は必須。「2軍にもまだまだ選手がいますし、自分では分かっているつもり。本当に良い選手を使っていきたい」と強調。その上で、「今いる選手が壁になって、それを越えたら使いたい。ただ若いだけでは力は付かない。チャンスは与えるが、越えられないのであれば、そこまで」と競争激化を促した。

 【中嶋監督代行に聞く】
 ――就任要請は
 「昨日の2軍の試合後に電話で。(福良GMから)“覚悟しとけよ”と。立て直すという意味を込めて新しくやりたい、力を貸してくれと。不安しかないですね」

 ――今季の1軍を見ていて
 「まだまだ自分本来の力を出し切ってない選手が多いなという印象でした」

 ――得点力不足
 「AJ(アダム・ジョーンズ)、ロドリゲスは、今は調子を落としているが、最初のころの状態で機能したら得点力は上がると思っている。本来、勝負強い打者。そのあたりを出してくれたら」

 ――キーマンは
 「全員です。2軍にもまだまだ選手がいますし、自分では分かっているつもり。本当に良い選手を使っていきたい。今いる選手が壁になって、それを越えたら使いたい。ただ若いだけでは力は付かない。チャンスは与えるが、越えられないのであれば、そこまで」

 ――勝利と育成
 「そこに挑戦していくのが、我々の仕事。どっちも取りにいきたい。来年のことは僕は分からないので。先につながるように」

 ――中嶋監督代行に期待するファンへ
 「あまり僕に期待しない方がいいと思います。期待するのは選手にしてほしいなと思います。僕は、たいしたことないので」

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