西武・松本航6回2失点でM点灯阻止!後輩・明石商ナインの前で42日ぶり白星

[ 2019年9月6日 05:30 ]

パ・リーグ   西武7―2オリックス ( 2019年9月5日    ほっと神戸 )

先輩・松本航の応援に訪れた明石商ナイン(撮影・成瀬 徹)
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 西武のドラフト1位・松本航投手(22)が5日、オリックス戦に先発し、6回7安打2失点で6勝目を挙げた。プロ入り後、地元・兵庫で初登板となった、ほっと神戸での一戦。母校・明石商の野球部総勢107人を招待し、7月25日以来42日ぶりの白星を後輩に届けた。オリックス戦は3戦3勝。チームは首位・ソフトバンクの優勝マジック点灯を3日連続で阻止する3連勝を飾った。

 先輩は輝いていた。地元・兵庫で受けたヒーローインタビュー。松本航は応援に駆けつけた母校・明石商の後輩たちに向かって、笑顔で手を振った。

 「勝ちにつながる投球ができてよかった。要所でいい球が投げられた」。プロ入り後初めて地元で投げ、42日ぶりの6勝目。首位・ソフトバンクのマジック点灯も阻止した。

 最速147キロの直球で押した。自己最多となる毎回の9奪三振。直球で5三振を奪い、最後となった6回も1死二塁のピンチから直球で連続の見逃し三振に仕留めた。これまでワインドアップで投げていたが、8月29日の2軍戦で「感触が良かった」と走者なしでもセットポジションに変え、制球も安定した。

 後輩たちに恩返しした。明石商は今年、甲子園で春夏続けて初の4強入りを果たし、松本航も「力をもらった」という。地元初凱旋に、母校の野球部員107人を自費で招待。野球部は練習を休みにして先輩を総出で応援に駆けつけた。恩師の狭間善徳監督(55)からは前日に電話で「ええ投球をしないと、(後輩に)かっこうがつかへんで」とハッパを掛けられた。勝利を見届けた狭間監督は「後輩らの前でしっかり投げたのは誇り」とうれしそうに話した。

 後輩の憧れの存在でもある。同校から初のプロ野球選手で「プロが身近にいることで、自分たちもいけると後輩が思える」と狭間監督。日体大4年時に教育実習で母校に行った際、カットボールやツーシームを教わった2年生エースの中森は「プロから学ぶことを生かしていきたい」と投球を目に焼き付けた。

 新人ではDeNA・上茶谷に並ぶ最多の6勝目。松本航は「(交友もある)上茶谷だけには負けたくないと思っていたので頑張りたい」と力強く誓った。 (武本 万里絵)

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