いよいよ佳境の優勝争い パのカギは「2羽の鳥」 セは「タイマン勝負」

[ 2019年9月6日 08:30 ]

<巨・中23>9回、ベンチで宮本コーチ(左)と話す原監督(撮影・森沢裕)
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 いよいよ佳境のプロ野球。優勝争い真っ只中で、机上の空論をやってみた。両リーグのカギはパ・リーグが「2羽の鳥」で、セ・リーグは「タイマン勝負」となる。

 まずはセ・リーグ。5日で5連敗となった首位の巨人はエース・菅野も離脱と苦境に立たされた。残り18試合のうち2位・DeNAとの直接対決は6試合。何よりもこの6試合が大事になるのは、説明の余地はない。ここで数字を追ってみる。 現在、巨人は68勝55敗2分で残り18試合、DeNAは66勝58敗3分で残り16試合。仮にDeNAが直接対決で6戦全勝した場合のみを計算すると、G68勝61敗2分とDeNA72勝58敗3分になる。するとDeNAが残り10試合を5勝5敗の五分で戦うと、77勝63敗3分で勝率・550。巨人がこれを上回るには、直接対決以外の12試合を10勝2敗で戦い78勝63敗2分の勝率・532としなければならなくなる。

 逆に巨人が直接対決で4勝2敗した場合、残り12試合を6勝6敗の五分で戦えば78勝63敗2分で勝率・553。DeNAは巨人戦以外の10試合を全勝して78勝62敗3分の勝率・557としないと上回れない。また、6試合のうち5試合が横浜開催で、東京ドームが1試合。巨人は今季のDeNA戦は東京ドームでは6勝5敗も、横浜で2勝5敗と負けが先行している。次の直接対決は横浜で10日からの3連戦だ。

 一方のパ・リーグは首位・ソフトバンクと2位・西武が1ゲーム差の大接戦。カギを握るのは、こちらも激しい3位争いのロッテと楽天だ。2位・西武は残り17試合のうち楽天戦が最多の8試合、次いでロッテ戦の5試合になる。特に楽天戦は今季ここまで7勝10敗と負けが先行。CS争いで全力の楽天戦をどう乗り切るかが重要になる。ソフトバンクは残り18試合のうちオリックス、日本ハムがそれぞれ5試合で、次いで多いのはロッテ戦の4試合。今季はすでにロッテにだけ6勝15敗と負け越しが決定。こちらも5日に3位に浮上したばかりで鼻息は荒い。きょう6日からソフトバンクはロッテ3連戦で、西武は楽天3連戦。鴎と鷲が両者の前に立ちふさがる。

 最初に断ったがあくまで机上の空論で、とらぬ狸の皮算用。でも、順位表とにらめっこしながら、必死に計算する時間も野球の楽しみのひとつだ。週末はパ・リーグとU18日本代表の戦いぶり、週明けはセ・リーグのガチンコ対決と注目の戦いが続く。令和元年のレギュラーシーズンは、間もなく決着の秋を迎える。(記者コラム・春川 英樹)

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