阪神 逆転CSへ新旧キャプテン悲壮決意 糸原「前を向いて一丸で」福留「つないでいく意識で」

[ 2019年8月20日 05:30 ]

阪神・糸原
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 阪神は20日からDeNA(京セラドーム)との3連戦に臨む。今季は残り30試合でクライマックス・シリーズ(CS)圏内である3位・広島とは5ゲーム差。大幅な巻き返しが必要な今、現主将の糸原健斗内野手(26)と、前主将の福留孝介外野手(42)が逆襲への決意を口にした。

 残り30試合で3位・広島と5ゲーム差。貧打にあえぐ、チームの現状を考えれば逆転は容易ではない。その事実を受け入れた上で、20日からはDeNA3連戦。まずは糸原が、現主将としての責任感がにじむ悲壮な決意を口にした。

 「こういう時こそ前を向いて、チーム一丸となって戦っていかないといけないと思う。去年はこういうところからズルズルいったので、このままズルズルいかないように、残り試合、全員で全力で戦います」

 昨年の同時期。8月20日以降(試合は21日から)は14勝27敗1分けと負け越した。順位を左右するシーズン終盤に失速した先に待っていたのは、単独最下位という屈辱だった。2年目で全試合出場し、その屈辱を体感した糸原はここが踏ん張りどころと見る。最近10試合中5試合でベンチスタートだが、ポジションが被っていたソラーテは登録抹消された。これにより、20日から二塁で先発起用される可能性は高まり、粘り強い打撃が打線の活力となる。

 一方、前主将の福留は、逆襲のカギを“先手攻撃”とした。「それはみんなが思っているところなのでね。つないでいく意識でやっていくしかない」。3連敗した先週末の巨人戦。5回までに奪った得点は3戦で計1点だけだった。先行逃げ切りが必勝パターンだけに、後手に回っては勝ちきれない。そんな中でも福留は10打数5安打1本塁打2打点と発奮した。清水ヘッドコーチは今後について「頑張ってもらう」と休養日を設けず先発起用を続ける方針を示唆。福留がポイントゲッターとして打線のキーマンになりそうだ。

 昨年、不動のレギュラーとして屈辱を味わった現主将。中日時代にリーグ優勝3度と日本一の味も知る前主将。逆転CSへ「新旧キャンプテン」が矢野阪神をけん引する。(巻木 周平)

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