広島・三好、8年目で初サヨナラ打 4連覇「まだ諦めてない」野間&誠也の手荒い祝福に「うわ~っ!」

[ 2019年8月20日 22:46 ]

セ・リーグ   広島9―8ヤクルト ( 2019年8月20日    マツダ )

<広・ヤ>9回2死二塁、三好は中前にサヨナラ打を放つ (撮影・奥 調)
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 思わぬシーソーゲームとなったヤクルトとの1戦はあまりに劇的な形で決着がついた。

 広島は5―8で迎えた9回、ヤクルト5番手・ハフから先頭の西川が死球で出ると、菊池涼の左前打で無死一、二塁とし、続く鈴木が3ボールからの4球目を左翼スタンド上段へ24号同点3ラン。18日に誕生日を迎えた主砲による起死回生の25歳初アーチで一気に流れを変えると、さらに四球で出た野間をプロ初の6番に座ったドラフト1位ルーキーの小園がプロ初犠打で送って2死二塁とし、最後は三好が6番手・近藤がフルカウントから投じた6球目の真ん中スライダーを中前に弾き返して今季10度目のサヨナラ勝ちを飾った。

 下水流とのトレードで7月2日に楽天から広島へ移籍した三好はプロ8年目で自身初のサヨナラ打。3点差で迎えた9回、「まだ誠也に回せば3点ホームランあると思った」と劇的勝利の予感をその胸に秘めていた26歳。7回から三塁の守備について途中出場し、8回の第1打席は4番手・マクガフに3球三振しただけに「ちょっと前の打席がふがいない内容だったので、内容のある打席にしようと思って打席に入りました」とし「ちょうどいいぐらいの打球で抜けてったのでサヨナラあるかなと思いました」とサヨナラ勝ちの瞬間を振り返った。

 お立ち台でインタビュアーからサヨナラ打の経験を問われると「初めてです!」と少し恥ずかしそうに、そして誇らしげに一言。「本当にこうやって試合に出してくれることにありがたく思いますし、最後までこうやって残って応援してくださってありがとうございます!」と緒方監督ら首脳陣とファンに感謝の言葉を捧げた。

 首位・巨人との6・5ゲーム差は変わらないが、この日敗れた2位・DeNAとは再び0・5ゲーム差。「まだ諦めてないのでチーム一丸となって頑張っていきます!」と三好。スタンドから大きな声援を浴びた後には、同点3ランを放った鈴木とサヨナラのホームを踏んだ野間に両サイドから“水かけ”の洗礼に遭った。マツダスタジアムでは恒例となっている祝福の儀式だが、初体験に思わず「うわ~っ!」と声を挙げた三好。水かけに成功してニッコニコの野間&誠也に負けないぐらい最高の笑顔を弾けさせるヒーローだった。

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