阪神 奥川に藤浪級の熱視線!超異例の密着「決勝戦もです。最後まで見ます」ドラ1指名最有力

[ 2019年8月20日 05:30 ]

決勝を控えるもリラックスした様子で練習する星稜・奥川 (撮影・平嶋 理子)
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 藤浪級の熱視線だ!阪神は今秋のドラフト会議で1位指名の最有力候補に挙げている星稜(石川)の奥川恭伸投手(3年)を甲子園大会の決勝戦まで密着マークすることが19日、分かった。20日の準決勝に勝てば22日に決勝戦が開催される予定。スカウトのスケジュールを調整して派遣することを決定した。決勝戦まで視察するのは球団にとっては異例。将来も見据える矢野阪神が甲子園のスターから目を離さない。

 令和の怪物を最後まで追いかける。夏の甲子園大会は終盤に突入。20日は準決勝が開催される。阪神が今秋ドラフトで1位指名の最有力候補に挙げる奥川が登板することは濃厚。甲子園のスターを視察するため、球団がスカウト陣を派遣することが分かった。球団関係者が明かす。

 「(準決勝もスカウトは甲子園に)行きますよ。それだけでなく決勝戦もです。最後まで見る予定になっています」

 甲子園大会では2回戦までの視察が通例だが、決勝戦もチェックすることが決定。決勝まで勝ち上がったことを想定したスカウトの日程調整も完了した。

 そんな奥川への熱量を示す一つの物差しが、12年夏の大阪桐蔭・藤浪だろう。決勝戦を視察する目的で担当スカウトを派遣。虎の恋人と称された右腕の一挙手一投足を見届けた。さらに言えば決勝戦もスタンドから熱視線を送ること自体が異例。思いは実り、同年秋のドラフトでは4球団競合の末に抽選で交渉権の獲得に成功した。

 「(視察する理由は)いろいろあります」

 球団関係者が多くを語ることはなかったが、そこには明確な理由が存在する。当然ながらケガなど異変を察知することが可能。阪神の本拠地である甲子園のマウンドに対する対応力も確認できる。人気球団であるがゆえ、世間が注目する大舞台や超満員でもパフォーマンスを発揮できるか否かは気になるところ。決勝ともなれば相手チームの打力も上がるため、これまでとは違った視点でチェックできる利点もある。

 「(実際に生で)見たいと思っています」

 以前から球団幹部も視察を熱望していた。今大会では3試合に登板。しかし長期ロード中の遠征と重なり、谷本球団本部長などの一部の球団首脳は甲子園に足を運べなかった。一転、準決勝、決勝ともに矢野阪神は京セラドームでDeNA3連戦。甲子園に駆けつける可能性はある。

 もちろん、163キロ右腕の大船渡(岩手)・佐々木朗希投手(3年)も奥川と並んで1位指名の最有力候補だ。ただ、今大会の快投で球団内では奥川の評価がさらに上昇している。指名選手の正式決定はまだまだ先。より正確に見極めるためにも、熱い視線を注ぎながら調査を進めていく。

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