ソフトB M灯王手!緊急登板の椎野3回完全 工藤監督「自信に変えてまた頑張ってほしい」

[ 2019年8月20日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―1西武 ( 2019年8月19日    ヤフオクD )

4回から登板した椎野(撮影・井垣 忠夫)
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 マジック点灯に王手!首位ソフトバンクは2位の西武を下して「鷹の祭典2019」の最終戦を白星で飾り、ゲーム差を6に広げた。

 1失点に抑えていた先発・松本裕樹投手(23)が腰の張りを訴え3回で降板。緊急登板した椎野新投手(23)が3回完全投球で4勝目を挙げた。20日に西武が敗れるか引き分けで、試合がない鷹軍団にM24が点灯する。

 アクシデントにも動じなかった。先発の松本が3回を投げ終えた時点で腰の張りを訴え、1―1の4回から2年目右腕の椎野がマウンドに上がった。「割と早く肩ができるので、すんなりと入れた」と、栗山、山川から三振を奪い3者凡退に斬った。

 6回までの3イニングを打者9人で抑える完全投球で流れを呼んだ。4回に西武先発・松本航の暴投で勝ち越し点が入り、4勝目をマーク。「一人一人の打者に向かって戦う気持ちでマウンドに上がった」と振り返った。

 その後も救援陣が無失点で踏ん張り、僅差の試合をものにした。工藤監督が「椎野が3イニングを投げてくれたことが大きい。自信に変えてまた頑張ってほしい」と称える快投だった。

 2年目の今季は中継ぎとしてフル回転してきたが、疲労が蓄積し8月2日に出場選手登録を外れた。投げ終わった際に右足が三塁側に倒れるフォームを見直し「しっかり後ろに残してから上げる」ことを意識。球威が戻り、13日に再び1軍に昇格した。

 前日(18日)は甲斐野、高橋純がともに3者連続三振を奪う力投。「素晴らしい投球だったので、僕も何とか投げたいと思っていた」と年下の投手から刺激をもらっていた。

 1メートル96の長身。1メートル75の工藤監督が「あいつと話していると見下されている感じだからね」と苦笑いするほど、体格に恵まれている。成長期だった中学時代に「牛乳を多く飲んだとかではなくて、昼寝をよくしていたら、身長が伸びていったんです」と笑う。角度を生かした投球が自身の支えになっている。

 チームは2位・西武に勝ち越し、ゲーム差を6に広げた。20日に西武が日本ハムに敗れるか引き分けで優勝マジック24が点灯する。指揮官は「それは皆さんで楽しんでもらって、一つ一つ目の前の試合を戦っていくだけ」と引き締めた。

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