明石商 履正社に完敗で決勝進出ならず 指揮官「勝たせてやりたかった」

[ 2019年8月20日 13:40 ]

第101回全国高校野球選手権大会 準決勝   明石商1―7履正社 ( 2019年8月20日    甲子園 )

<明石商・履正社>9回1死満塁、履正社・野口に2点適時打を打たれのけぞる明石商・狭間監督 (撮影・後藤 大輝)   
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 今春センバツ4強の明石商(兵庫)は1―7で履正社(大阪)に敗戦。初の決勝進出を逃がし、準々決勝で姿を消した。

 明石商は初回から4点を先制される苦しい展開。中盤は立て直すも9回にダメ押しとなる2点を入れられて流れを呼び込めなかった。試合後、狭間善徳監督は「完敗ですね。履正社さんの方が一枚も二枚も上でした」と肩を落とした。

 夏の甲子園では初となる初戦を突破し4強入りを果たす快進撃を見せた明石商。指揮官は「選手はほんまようやったんで、勝たせてやりたかった」とナインの奮闘をねぎらいながら悔やんだ。

 また、今夏は指揮官自身の熱のこもったガッツポーズが話題に。狭間監督は「365日の360日ぐらい練習している。子どもたちが苦しいとき、こいつらに勝たせてあげたいという中で、気持ちは冷静なんですけど、ずっと怒ってる絶対に褒めない監督がやるとちょっと変わると思うんですよね、ギャップというか。表現してしまうんですよね」と思いを明かした。

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