阪神・近本 死球も何の!「あれでもう内角はないと思って」チームトップ54安打

[ 2019年5月25日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-2DeNA ( 2019年5月24日    横浜 )

7回無死、右翼線三塁打を放ち、手を叩いて喜ぶ近本(撮影・北條 貴史)
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 決勝打の大山にも勝るとも劣らないヒーローだ。阪神・近本は24日のDeNA戦で2―2の7回、先頭で今永の初球カットボールを右翼線に三塁打。絶好のチャンスをつくり、4番の一打で決勝のホームを踏んだ。

 「得点につながったというのが、今日は1番よかった。自分の中で2、3打席目の感じが悪くなかった。初球からストレートに負けない強いスイングをしようと思っていた」

 相手エース・今永から3回の第2打席で四球を選び、5回の第3打席は胸付近をかすめる死球を受けていた。恐怖心が残っていれば、次の打席は踏み込みにくくなるが「僕の中で、あれでもう内角はないと思っていた。しっかり踏み込んで、外の球をセンター方向へ打とうという意識だった」と冷静に分析。真ん中低めにきた甘い球を逃さなかった。

 9回にはエスコバーの左へのゴロで全力疾走し、焦った左腕が一塁悪送球(記録は内野安打と失策)。幸運な一打で3試合連続の複数安打となった。前日23日のヤクルト戦では猛打賞に加え、守備でも美技を連発。その試合前には「目標」と公言するスポニチ本紙評論家・赤星憲広氏の取材を受け、逆に守備の考え方などを“取材攻め”した。向上心の塊で、結果を残しながらも日々成長している。

 54安打はチームトップで、25得点は糸原に次ぐ2番目。三塁打4本は野間と並んでリーグ最多だ。リードオフマンとして申し分ない働きを見せ「それが自分の仕事だと思う」と表情を引き締める。新人という肩書は、いい意味でもう似合わなくなってきた。 (山添 晴治)

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