広島10連勝!誠也弾からクリーンアップ“ソロ”い踏み4発 巨人との空中戦制した

[ 2019年5月25日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8-3巨人 ( 2019年5月24日    東京D )

2回無死、鈴木が中越えに同点ホームランを放ちベンチに迎えられる(撮影・篠原岳夫)
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 広島は24日の2位・巨人との首位攻防3連戦の初戦に8―3で快勝し、17年4月以来の10連勝を飾った。今季初の敵地・東京ドームでの一戦で、2回に4番の鈴木誠也外野手(24)が中越え14号同点ソロ。3番のバティスタが2本塁打、5番の西川にも本塁打が飛び出し、クリーンアップそろい踏みで計4本塁打し、巨人とのゲーム差を2に広げた。

 今季初めて敵地・東京ドームに乗り込み、空中戦を制した。両軍合わせて7本塁打。巨人が3発なら、広島は今季最多タイの4発を浴びせた。それもバティスタ、鈴木、西川のクリーンアップそろい踏みの強烈さだ。2発のバティスタは「10連勝でチームみんながうれしい」と笑った。

 猛攻の号砲は4番・鈴木が鳴らした。1点を追う2回先頭でヤングマンの初球の直球を捉え、バックスクリーン右への同点の14号ソロ。「しっかりと捉えることができた。すぐに追いつけてよかった」。本塁打王を争っている坂本勇の14号が出た直後。しかも同じ中堅に放ち、流れを変えた。15号も放ってトップに立った坂本勇に1本差をつけられたが、鈴木にとってはチームが勝つことが全てだ。

 3番バティスタが続く。4回先頭で左中間席上段に勝ち越し10号ソロ。これが決勝弾になった。2点リードの8回にも左翼後方のキリンビールの看板を直撃する11号ソロ。賞金100万円のご褒美ももらったドミニカ共和国出身の27歳は「お母さんにプレゼントします」と喜んだ。5番・西川も右越え2号ソロを放ち、突き放した。

 丸が巨人に移籍した今季、開幕から鈴木以外の打順は試行錯誤を繰り返してきた。中軸が固定されたのは5月に入ってから。この3人が3~5番に並んだ16試合で13勝2敗1分けと首位浮上へとつながった。バティスタが「誠也(鈴木)が4番にいることで、自分に甘い球が来る」と話せば、鈴木も「元々自分一人で決めようとは思っていない」と打線のつながりを実感する。

 この日、緒方監督が合流。22日に父・義雄さんが84歳で死去し、最後の別れのため2日間だけチームを離れて佐賀へ帰郷した。練習前、三塁ベンチ裏に集めた選手、スタッフらの前で頭を下げた。

 「心遣いをありがとうございました。(22日の勝利が)いいはなむけになりました」。首位攻防での復帰戦。1点差の7回2死三塁では野間が意表を突いたセーフティーバントを決めて追加点を挙げた。弔い星をつかみ「こういう1点を取る攻撃ができたのはいいこと」とうなずいた。

 巨人に1分けを挟む4連勝で2ゲーム差に引き離した。大技あり、小技あり。3連覇中の王者の戦い方だった。

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