オリックス・成瀬 6回途中1失点の好投も1051日ぶり白星ならず「最低限の仕事できた」

[ 2019年5月25日 16:05 ]

パ・リーグ   楽天生命パーク ( 2019年5月25日    オリックス―楽天 )

オリックスサイト用<楽・オ11>先発する成瀬
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 オリックス先発・成瀬善久投手(33)は楽天戦で移籍後2度目の先発登板。5回2/3を投げ、3安打5奪三振1失点で好投。浅村の一発に泣き、ヤクルト時代の16年7月8日(中日戦)以来、1051日ぶりの勝利はならなかった。

 初回から丁寧な投球で3回まで楽天打線をパーフェクトで抑えていた成瀬は、0-0で迎えた4回、2死から浅村に左翼席に運ばれ1点を失った。5回は2三振を奪うなど三者凡退に抑えた。6回、四球と安打で、2死一、二塁とされたところで、2番手・比嘉にマウンドを譲った。

 成瀬は「前回登板が良くなかったので、今回は自分らしい投球ができるように、と心がけていました。先発として最低限の仕事はできたと思います。ただ、調子自体は良かったですし、4回のホームランは何とか防ぎたかったです」とコメント。交代後の7回、ケガから復帰したばかりの楽天先発・岸からロメロが2号ソロ。同点に追いつき、成瀬の黒星は消えた。

 成瀬は昨季限りでヤクルトから戦力外通告を受け、今春のキャンプでオリックスの入団テストに合格。その後、右ハムストリングの肉離れで離脱するなど開幕は2軍で迎えたが、回復。今季初登板となった5日のソフトバンク戦では、2回7安打4失点で敗戦投手に。その後、再び2軍で調整を続けていた。

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2019年5月25日のニュース