中日・勝野プロ初勝利 ドラ3社会人No.1右腕本領!与田監督「安心して見ていられた」

[ 2019年5月25日 05:30 ]

セ・リーグ   中日6-1ヤクルト ( 2019年5月24日    神宮 )

プロ初勝利のウイニングボールを手にした勝野(右)は与田監督に祝福される(撮影・村上 大輔)
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 名前にふさわしいピッチングだ。中日・勝野が6回2/3を1失点でプロ初勝利。ウイニングボールを握りしめハイタッチに加わった。

 「たくさんのファンの前で初めて勝つことができてうれしい。自分の持っている球を自信を持ってストライクゾーンに投げ込めた」

 序盤は直球主体で攻め、2回1死一、二塁では中村を145キロで二ゴロ併殺。「直球が指にかかり、強い球を投げられた」。5回までの15アウトのうち、13アウトを直球で奪った。6回からは変化球をまぜ、ヤクルト打線を3安打に封じた。

 昨秋、三菱重工名古屋のエースとして社会人日本選手権で初優勝し、MVPを獲得した社会人No・1右腕。だが一度、野球人生を諦めていた。土岐商では3年夏の岐阜大会3回戦で敗退。「プロに行きたかったけど、そのレベルではない。野球をやめようと思っていた」。県内には県岐阜商・高橋純平(現ソフトバンク)がおり甲子園を沸かせたスターと力の差を感じていた。

 地元の工場に就職するつもりで、大会後は遊び回った。その頃に三菱重工名古屋から声がかかり、全く練習していない中、ブルペンで投球練習。「目力、馬力が人と違う」と佐伯功監督の目にとまり、採用が即決。社会人3年間で才能が開花し、高3時には想像もできなかったプロ野球選手となり、登板2試合目で白星もつかんだ。

 5月は阿知羅、清水に続きチーム3人目の初勝利。与田監督も「粘り強い投球で安心して見ていられた」と称賛した。「初めて勝ててうれしいけど、まだ始まったばっかり」と勝野。孝行息子が増え続ければ、上位浮上も見えてくる。(徳原 麗奈)

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