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【東東京】都紅葉川 小山 ノーヒットノーラン達成 右肘手術乗り越え「球が速くなった」

第100回全国高校野球選手権東東京大会2回戦   都紅葉川1―0都目黒 ( 2018年7月10日    江戸川区 )

<都紅葉川・都目黒>ノーヒットノーランを達成した都紅葉川・小山
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 第100回全国高校野球選手権記念大会(8月5日から17日間、甲子園)の地方大会は10日、22大会で153試合が行われた。東東京大会では、都紅葉川の小山紀洋投手(3年)が都目黒を相手にノーヒットノーランを達成。許した走者は四球による1人だけの「準完全試合」だった。

 スコアボードに9個並んだ「0」。ヒットを示す「H」にともされた「0」を、小山は誇らしげに見つめた。

 「5回くらいから、ヒット打たれてないなと思っていたんですが…。終わった瞬間、客席の人たちが、“ノーヒットノーランだ!”と拍手をしてくれて、うれしかった」

 1メートル82の長身右腕。長い腕をムチのようにしならせ、130キロ台の切れのある直球を投げ込む。名前は近鉄などで活躍したスラッガーの中村氏と同じ「紀洋」で「ノリ」と呼ばれることもある。都紅葉川入学時に野手から投手に転向したが、すぐに右肘を痛め「離断性骨軟骨炎」と診断された。6月に手術を受け復帰したのは2年春。丸1年を棒に振った。

 「同学年の投手が試合に出たりして活躍しているのを見て焦った」。腹筋など地道にできることをやった。復帰後は「手術前より球が速くなった」と言う。2年秋から背番号1を背負うと、今大会前の練習試合では佼成学園など私学の強豪校を抑えられるまでになった。肘の負担も考慮し、直球に頼らず、スライダーを交えた配球重視のスタイルに変えたことで直球がさらに生きた。「低めに丁寧に投げることを意識した」。9奪三振。5回1死から四球で走者を許したものの、捕手の青木が二盗を刺した。打者27人で料理し、準完全試合を果たした。

 「ここまで支えてくれた人に少し恩返しができた」。都紅葉川は昨年、2年連続で16強に進出。過去最高成績は10年のベスト8だ。「次も自信のある直球をどんどん投げていきたい」。新たな「都立の星」に名乗りを上げた。 (松井 いつき)

[ 2018年7月11日 05:30 ]

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