【栃木】青藍泰斗 益子 10球団に強肩アピール あのドラ1を上回った

[ 2018年7月11日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権栃木大会   青藍泰斗4―1宇都宮短大付 ( 2018年7月10日    栃木市総合運動公園 )

<青藍泰斗・宇都宮短大付>強肩を見せた青藍泰斗・益子
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 何という強肩だ。0―1の5回1死一塁。青藍泰斗・益子はワンバウンドの投球を体で止めた。一塁走者が二塁に走ったが、すぐに拾い上げて送球し、これを阻止。6回の逆転につなげ「どの塁でもアウトにする自信がある」と胸を張った。

 強肩強打の捕手。捕球してから二塁への送球タイムは自己最速で1秒72。超高校級捕手だった広島のドラフト1位・中村奨の広陵時代の1秒74を上回る。プロ10球団が視察。中日・正津英志スカウトは「送球の速さを評価している」と話した。

 4番としては、4打数無安打。「相手が知り合いで気負った」と、今秋ドラフト候補の宇都宮短大付・福田翔に抑えられたことを悔しがった。「チームに迷惑をかけたので4番として打ちたい」。28年ぶりの夏の甲子園出場へ決意を新たにした。 (渡辺 雄人)

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2018年7月11日のニュース