【西東京】早実「KN砲」の夏開幕 清宮&1年生4番野村弾

[ 2016年7月11日 05:30 ]

<早実・啓明学園>3回裏無死、清宮は右越えソロ

第98回全国高校野球選手権・西東京大会2回戦 早実11―1啓明学園

(7月10日 ダイワ八王子)
 怪物2年目の夏がド派手に幕を開けた。早実・清宮幸太郎内野手(2年)は10日、第98回全国高校野球選手権西東京大会2回戦の啓明学園戦に「3番・一塁」で出場。3回の第2打席で高校通算51号となる右越えソロを放った。「4 番・三塁」で出場した野村大樹内野手(1年)も初の公式戦で3ランを放ち、「KNアベック弾」で5回コールド勝ち。14日の3回戦は都秋留台と対戦する。新たな相棒との強力コンビで清宮が2年連続の甲子園出場を目指す。

 期待を裏切らない男だ。2―1の3回先頭。1ボールから低めスライダーをバットの先っぽで捉えた清宮の打球は、右翼ポール際の芝生席に着弾。スタンドがどよめく中「しゃー!」と叫びながら軽快な足取りでホームを踏んだ。2年目の夏。そのファーストスイングで通算51号を放った。

 「一振り目から捉えられるようにやってきたのでその成果が出た。入ったと思わなかったけど、審判が(腕を)回してたので入ったんだなと。上出来かなと思います」

 怪物1年生と騒がれた昨夏は甲子園で2発を放ったが、西東京大会では本塁打はなかった。この日は第1、第3打席は四球。相手が警戒する中、3打席計12球で唯一のスイングで観衆の度肝を抜き「(本塁打は)あまり気にしてないけど、1本出たことに関してはホッとした」とうなずいた。

 むしろ喜んだのは、自分の後ろを打つ「スーパー1年生」の一発だ。3回、打者一巡で8―1とし、なお2死一、二塁。公式戦デビューとなった4番・野村が左翼席へ3ランを叩き込んだ。一塁走者だった清宮は、柵越えを確認すると、自身の本塁打では見せなかったガッツポーズ。満面の笑みで後輩の生還を迎えた。「野村に一本出て自分もスッキリというか、最高の結果だったのでうれしかった。去年の自分よりは全然上だなという感じ」と頼もしそうに話した。

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