レスリング・須崎優衣 準決勝進出でメダル確定まであと1 開会式で日本選手団の旗手

[ 2021年8月6日 12:52 ]

東京五輪第15日 レスリング女子フリースタイル50キロ級 ( 2021年8月6日    幕張メッセ )

2回戦でエクアドル選手を破った女子レスリング50キロ級の須崎優衣 (AP)
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 女子レスリング50キロ級の須崎優衣(22=早大)が、2回戦でルシア ヤミレト・ジェペス グスマン(エクアドル)を破り、同日夜に行われる準決勝進出を決めた。マリア・スタドニク(アゼルバイジャン)と戦い、決勝進出を狙う。

 須崎は1回戦でナムーンツェツェグ・ツォグトオチル(モンゴル)を、第1ピリオドでテクニカルフォール勝ち。さらに2回戦も第1ピリオドで10-0として圧勝した。

 今大会の開会式ではバスケットボールの八村塁とともに、日本選手団の旗手を務めた。開会式後には自身のツイッターを更新。「東京オリンピックを開催して頂けたことに感謝して最高の舞台で大好きなレスリングを楽しんで絶対に金メダルを獲得できるよう頑張ります」と決意を語っていた。

 ◆須崎 優衣(すさき・ゆい)1999年(平11)6月30日生まれ、千葉県松戸市出身の21歳。早大レスリング部OBの父・康弘さんの影響で7歳から松戸ジュニアクラブで競技を始める。中2からJOCエリートアカデミーに入校。世界カデットなど中学時代から国際大会優勝の実績を残し、東京・安部学院高3年時の17年世界選手権では02年大会の伊調馨以来となる高校生Vを達成。18年大会も連覇した。1メートル53。

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