競歩女子20キロ 藤井菜々子が日本選手最上位の13位、岡田は15位 競歩女子初の入賞はならず

[ 2021年8月6日 18:05 ]

東京五輪第15日 陸上競歩女子20キロ ( 2021年8月6日    札幌市内 )

<競歩 女子20キロ>集団の中で競り合う藤井菜々子 (撮影・西川祐介)
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 競歩の女子20キロが行われ、藤井菜々子(22=エディオン)が1時間31分55秒で日本人最上位の13位に入った。岡田久美子(29=ビックカメラ)は1時間31分57秒の15位、河添香織(25=自衛隊)は1時間39分31秒で40位だった。

 藤井、岡田は序盤の先頭集団のペースの上げ下げにはつかず、自分のペースを刻み、中盤は先頭集団最後方で推移。しかし、終盤のペースアップについていけなかった。

 競歩女子の五輪最上位は12年ロンドン五輪の渕瀬真美の9位が最高。初の入賞はならなかった。

 男子は5日に行われた20キロ競歩で、池田向希(23=旭化成)が日本競歩初の銀メダル、山西利和(25=愛知製鋼)は銅メダルを獲得。6日午前の50キロ競歩では、川野将虎(22=旭化成)が6位入賞を果たしていた。
 ◇藤井 菜々子(ふじい・ななこ)1999年(平11)5月7日生まれ、北九州市出身の22歳。小3から陸上を始め、北九州市立高1年で競歩に転向。19年ドーハ世界選手権で7位入賞。趣味はプーさんグッズ集め。自己ベストは20キロが1時間28分58秒。1メートル59、44キロ。

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