卓球男子銅メダルの倉嶋監督が勝因語る サウスポーコンビ水谷・丹羽組が先勝「そこがはちゃめちゃでかい」

[ 2021年8月6日 14:32 ]

東京五輪第15日 卓球男子団体3位決定戦 ( 2021年8月6日    東京体育館 )

男子団体3位決定戦の第1試合のダブルスで勝利した丹羽(左)水谷ペア(AP)
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 団体3位決定戦で、日本男子は韓国に3―1で勝ち、銅メダルを獲得した。16年リオデジャネイロ五輪の銀メダルに続く2大会連続の表彰台。前回大会も指揮を執った倉嶋洋介監督は、勝利を決めた水谷隼とコート上で抱き合った。その後、張本、丹羽も混じって4人で肩を組んで喜びを分かち合った。

 世界的に珍しいサウスポーコンビの水谷と丹羽を、1戦目のダブルスに送り込んだ。「そこがはちゃめちゃでかい。ダブルスは水物のようなところがあある。彼らは今までで一番いいプレーをしてくれた。相手は右と右でやってくることが分かりやすい部分もあった」と先勝したことが勝因の一つだとした。

 4戦目の水谷と韓国のエース・張禹珍戦は、張本がベンチで応援をし続けた。5戦目の出場を控えていただけに「張本は応援し過ぎちゃう。そこだけ注意した。(それでも)圧がすごかったので、イスを離した」と裏話を明かした。

 24年にパリ五輪がある。今後の去就については「僕がやっているかどうかは分からない」と勇退を示唆した。

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