【陸上】決勝は37秒5狙いで大胆な攻めを―高野進の目

[ 2021年8月6日 05:30 ]

東京五輪第14日 陸上男子400メートルリレー予選 ( 2021年8月5日    国立競技場 )

男子400メートルリレー予選、レースを終えグータッチをする(左から)多田修平、桐生祥秀、山県亮太、小池祐貴(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 100メートル個人種目で全員が予選敗退という結果を受けてのリレーだったが、まずは決勝に残ることを意識したレースという印象だった。2走山県と3走桐生のバトンもいつも以上に安全策で、確実に予選を通過しようという手堅さを感じた。

 3走には桐生が今大会で初めて出場したが、上位をキープする重要な仕事を遂行した。内側から差を詰めてきた強豪の英国に抜かれなかったのは桐生だから。内側から抜かれて5、6番手でアンカーに渡したら抜き返すのは難しかった。

 全体のタイムは8番目でメダル獲得は簡単ではない。メダルを獲るためには、守っていても仕方ないので大胆なバトンパスなど開き直って臨めるかが大事だ。2組では中国がトップ通過して米国が予選落ちするなど、今大会は何が起きるか分からない。決勝では日本記録に迫る37秒5を出すつもりで、頂点を目指してやってきた集大成を見せてもらいたい。(男子400メートル日本記録保持者、92年バルセロナ五輪8位、東海大体育学部教授) 

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2021年8月6日のニュース