レスリング・須崎優衣「絶対に金メダルを取る!」 6日の決勝へ気合十分 女子レスリング50キロ級

[ 2021年8月6日 21:02 ]

東京五輪第15日 レスリング女子フリースタイル50キロ級 ( 2021年8月6日    幕張メッセ )

決勝進出を決め、ガッツポーズの須崎優衣(AP)
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 女子レスリング50キロ級の須崎優衣(22=早大)が、準決勝でマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)を破って、銀メダル以上を確定させた。7日夜に金メダルをかけて決勝戦に挑む。

 準決勝は1ポイントリードで迎えた後半で攻めが爆発。スタドニクの両足をつかんでのローリングを2回、3回と重ねてポイントをあっという間に上積みし、11-1で快勝した。

 須崎は「1ラウンド目は相手の様子を見てしまい、相手のペースになったが、絶対に取れると肌で感じた。2ラウンド目で勝負をかけて、ワンチャンスを絶対に自分のものにしようと思って、練習でやってきたものを出し切れた」と満足そうに振り返った。

 今大会の開会式ではバスケットボールの八村塁とともに、日本選手団の旗手を務めた。“日本の顔”として、何としても欲しい金メダル。「練習でしてきたことを出し切れている。あした一つ出し切って、絶対に金メダルを取れるように頑張りたいです」と力強く語った。


 ◆須崎 優衣(すさき・ゆい)1999年(平11)6月30日生まれ、千葉県松戸市出身の21歳。早大レスリング部OBの父・康弘さんの影響で7歳から松戸ジュニアクラブで競技を始める。中2からJOCエリートアカデミーに入校。世界カデットなど中学時代から国際大会優勝の実績を残し、東京・安部学院高3年時の17年世界選手権では02年大会の伊調馨以来となる高校生Vを達成。18年大会も連覇した。1メートル53。

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