喜友名諒、沖縄県出身の金メダル1号で全都道府県コンプリート

[ 2021年8月6日 21:00 ]

東京五輪第15日 空手形男子 ( 2021年8月6日    日本武道館 )

<東京五輪 空手 男子形決勝>喜友名諒(撮影・北條 貴史)
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 空手の男子形で喜友名諒(31=劉衛流龍鳳会)が金メダルを獲得した。決勝では、28・72点をマーク。ダミアン・キンテロ(37=スペイン)の27・66点を上回り、沖縄県出身選手では初の金メダリストとなった。

 東京五輪では、女子ボクシングフェザー級で入江聖奈が金メダル。米子市出身の入江は、鳥取県出身者として、団体競技、種目を合わせ、初めての金メダリストとなった。これで46都道府県が「クリア」。最後に残ったのは沖縄県だった。

 日本が五輪初出場した1912年のストックホルム大会から109年。東京五輪で、ついに「全都道府県制覇」が達成した。

 ◇喜友名 諒(きゆな・りょう)1990年(平2)7月12日生まれ、沖縄県出身の31歳。5歳で空手を始め、全日本選手権は12年から9連覇、世界選手権は14、16、18年と3連覇中。18年2月を最後に国際大会で負けがなく、19年はアジア選手権4連覇を果たした。沖縄・興南高、沖縄国際大出。劉衛流龍鳳会。1メートル70、78キロ。

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