喜友名諒、空手「形」で銀メダル以上が確定!清水希容に続く表彰台「気持ちよく演武できている」

[ 2021年8月6日 12:11 ]

東京五輪第15日 空手 ( 2021年8月6日    日本武道館 )

<東京五輪 空手 男子形予選>予選で演武を行う喜友名諒(撮影・北條 貴史)
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 空手の形男子で喜友名諒(31=劉衛流龍鳳会)が準決勝を勝ち抜き決勝進出を決め、銀メダル以上が確定。日本勢は5日の清水希容(27=ミキハウス)に続く表彰台が決まった。決勝ではダミアン・キンテロ(37=スペイン)と対戦する。

 1次リーグB組での1本目はオーハンで28・26点、2本目はアーナンで28・40点を叩き出し、平均28・33点で全体でもただ1人28点台のトップで準決勝へ。準決勝B組ではアーナンダイを披露し、28・72点の高得点をマーク。大会前から金メダルの最有力候補として注目されてきた男は、ここでもただ1人28点台の圧倒的な強さで決勝進出、メダル獲得を決めた。

 喜友名は「感触としては気持ちよく演武できていると思います」と振り返った。「初戦一つ目の形から28点台が出たので、決勝はもっと、満点を出せるようにしっかり調整してやりたいと思います」。決勝に向けては「リラックスしながら、決勝のイメージをしっかりして過ごしたいと思います」と頂点を見据えた。

 ◆喜友名 諒(きゆな・りょう)1990年(平2)7月12日生まれ、沖縄県出身の31歳。5歳で空手を始め、全日本選手権は12年から9連覇、世界選手権は14、16、18年と3連覇中。18年2月を最後に国際大会で負けがなく、19年はアジア選手権4連覇を果たした。沖縄・興南高、沖縄国際大出。劉衛流龍鳳会。1メートル70、78キロ。

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