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内藤雄士&野田すみれ【90切りからのステップアップ】第6回 アイアンのダウンブロー習得ドリル

[ 2021年8月6日 12:00 ]

内藤雄士コーチ(左)と野田すみれ
Photo By スポニチ

 今回のテーマはアイアンでナイスショットする方法です。そのために必要なのがダウンブローに打つこと。野田すみれさんはジュニア時代にダウンブローで打てていたにもかかわらず、現在はターフが取れないと言います。その原因を内藤雄士コーチが探り、解決します。アベレージゴルファーにとってもダウンブローで打つことは大切なので、ぜひこの機会にマスターしましょう。

 内藤 今回は7Iを手にしてもらっていますが、アイアンショットでの悩みは何かありますか?

 野田 ターフが取れないことですね。ジュニア時代はダフっているんじゃないかというぐらいに取りまくっていたんですけど、最近は全く取れません。地面を強く叩くぐらいの勢いでダウンブローに打っていないことが原因だとは思うのですが…。

 内藤 なるほど。やはりアイアンショットはダウンブローに打つことが正解だと思います。まずはターフを取れるスイングを目指しましょう。おそらく、野田さんの場合、パー3ではけっこう高めにティーアップしていると思いますが?

 野田 よく分かりますね。昔はティーアップしていませんでしたが、今は横から払い打ちのイメージなので高めにティーアップしています。

 内藤 それでは昔のようにティーアップしなくても打てるようになりましょう。今回は練習器具を使います。これは足の裏でちょうど踏めるぐらいの傾斜台ですが、右足の下にセットして下さい。この練習器具がないときは、右足外側の下にボールを挟んでみましょう。

 野田 うわっ、かなり構えにくいですね。

 内藤 重心が右足に乗りませんからね。これでダウンスイングの際、極端なインサイドからクラブが下りることもなければ、アッパーブロー気味にクラブヘッドを下ろすこともなくなります。さらにボールを右サイドから見るような姿勢も矯正されます。それでは実際にボールを打ってみましょうか。

 野田 あれっ、ボールがうまく当たりませんよ。

 内藤 最初のうちはまだダウンブローにはなっていないので、ミスが出るのは当然です。まずは新しい構えに慣れることです。アドレスした状態から右手だけをクラブから離してみましょう。そのままクラブを腰の位置まで振り抜き、右手で再びクラブを握ります。グリップエンドがちょうどベルトの高さに来ていると思います。おそらくかなり低く感じるかもしれませんが、この位置に振り抜かなければダウンブローでは打てないと考えましょう。

 野田 体の動きが以前とかなり変わりますね。

 内藤 フィニッシュでの視界も変わります。今までは頭の位置が低かったので、目標の右サイドしか見えていなかったのが、今は目標かそれよりも左サイドが見えると思います。さらに、アドレスで僕が右膝の外側にクラブを当てておきます。インパクトの際に1~2センチ、目標方向に右膝を押してみます。

 野田 ダウンブローにヘッドが下りている感じがします。

 内藤 ほんの少し右膝を押すだけで、インパクトのイメージが変わるんですよ。一人で練習するときは右足の下にボールを挟んで構え、インパクトでボールから右足を離すイメージを持つと、スムーズに左サイドに体を回転できます。この練習方法を続けていけば、アベレージゴルファーの皆さんもダウンブローで打てるようになります。ぜひ試して下さい。

 (取材協力=ハイランドセンター)


 ◆内藤 雄士(ないとう・ゆうじ)1969年(昭44)9月18日生まれ、東京都出身の51歳。日大ゴルフ部出身。米サンディエゴアカデミーなどで最新のスイング理論を学び、98年からプロを教えるプロコーチとして活躍。丸山茂樹の米ツアー優勝に貢献し、矢野東、谷原秀人ら多くのトッププロを指導。

 ◆野田 すみれ(のだ・すみれ)1999年(平11)2月8日生まれ、東京都出身の22歳。日本女子大卒。3歳でゴルフを始め世界ジュニアの日本代表に10年から3度選出。11年にハワイ・パールオープン・ジュニアで優勝。1メートル57。

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