リーグ2日連続の大記録 Hondaの常盤紫文が倍返しのノーヒットノーラン

[ 2020年9月13日 18:06 ]

日本女子ソフトボールリーグ1部第6節最終日   Honda9―0伊予銀行 ( 2020年9月13日    群馬県・高崎市ソフトボール場 )

<伊予銀行・Honda>ノーヒットノーランを達成したHonda・常盤(日本ソフトボール協会提供)
Photo By 提供写真

 ドラマ「半沢直樹」風に言えば、「倍返し」なのだろう。

 Hondaの常盤紫文投手(ときわ・しゆき、25)が自身初の無安打無得点試合を成し遂げた。チームは前日、ビックカメラ高崎の浜村に同じ記録を達成されていた。やられたらやり返せとばかりに、伊予銀行との対戦だったこの日、常盤が快投を演じ「まさか自分ができると思っていなかった」と声を弾ませた。

 5回あたりでチームメイトに記録を言われて意識し始めたものの、100キロ台の直球の威力は変わらなかった。強振してくる伊予銀行を力でねじ伏せた。3四死球、8奪三振。112球で、リーグ史上38人目、通算74度目の記録達成となった。

 2戦連続完封負けを喫していた打線は、3本塁打を放つなど、11安打9得点を挙げた。昨季2位が3戦目でようやく投打がかみ合い、今季初勝利を挙げた。

続きを表示

2020年9月13日のニュース