長谷部「恵まれた組というのは勘違い」 岡崎も警戒C組

[ 2013年12月8日 05:30 ]

前半、競り合うマインツの岡崎(左)とニュルンベルクの長谷部

14年W杯ブラジル大会1次L組み合わせ決定

 W杯1次リーグの組み合わせが決まり、ザックジャパン戦士たちは日本に漂う楽観ムードにくぎを刺した。MF長谷部誠(29=ニュルンベルク)は1―1の引き分けに終わった6日マインツ戦後に抽選結果に言及。試合直前にクラブハウスで抽選会を見届け「W杯の抽選はどこに入っても大変なので…。どこが入っても一喜一憂する感じじゃなく淡々と見てました。恵まれた組というのは勘違い。勝ち抜いて当然と思われてる方が、逆に戦う時に難しい」と厳しい表情を浮かべた。

 FW岡崎慎司(27=マインツ)の意見はさらにネガティブだった。ニュルンベルク戦前にホテルでカメルーン代表のチュポ・モティング、コスタリカ代表のディアスらとともに抽選会の行方を注視。「あそこに入ったら嫌だなって思っていたところに入った。個人的にはあまりアフリカ勢とやったことないし、コロンビアもどちらかというとアフリカ寄りの身体能力のチームなのかなと思っているので」と警戒した。

 コートジボワール、ギリシャ、コロンビアは伝統国と比較して強烈なインパクトに欠けるが、FIFAランクは日本の48位に対して17、12、4位といずれも格上。ファルカオという世界屈指のストライカーのいるコロンビアが難敵であることはいうまでもなく、堅守速攻が武器のギリシャも10月の欧州遠征で連敗したセルビア、ベラルーシに似たスタイルでショートパスが持ち味の日本にとっては苦手な相手だ。またザックジャパンは10年10月の発足以降48試合を行ってきたが、アフリカ勢との対戦は9月10日のガーナ戦1試合だけ。対戦経験の少ないアフリカ勢と同組になったことはマイナス材料といえる。

 長谷部が「最高の準備をすることが大事。初戦が大事になる」と言えば、岡崎は「自分たちはチャレンジャー。やっぱり団結力が大事になると思う」と力を込めた。1次リーグ突破を決めた場合の決勝トーナメント1回戦の相手は“死の組”D組の通過国で強豪になることは確実だ。前回大会の16強を上回るには厳しい道のりが待っている。

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